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街中の路地奥に佇む小さなワインバー「葡萄酒堂(ワインどう)」

2020/04/05

こんにちは、藤松です。暖冬のせいか、今年は桜が早いですね。
このところずっとブームが続いているワインですが、皆さんワインを飲みますか?今日は四条烏丸界隈に2月にオープンしたワインバーのご紹介です。
恐らく「こういう隠れ家みたいな店で、じっくり飲んでみたい!」と思っている方には理想の1軒になるんじゃないでしょうか。

 

さて、その店がどこかと申しますと…。
入り口があるのは、四条東洞院を下がったところ、以前デジスタイル京都のスタッフさんがレポートした「Pancake&Food – Eggs ‘n Things」さんの隣です。

■この写真の中に店名の看板があるのですが、ちょーっと、わかりづらいですね(笑)

 

とにかくこの路地を入ります。すると京都の下町らしい長屋の町家が並んでいます。
「ここは築150年を超える町家で、ウチから向こう3軒が、何らかのお店ですね」

と話すのは本日お邪魔する「葡萄酒堂(ワインどう)」のオーナーソムリエ、川口さん。確かに一筋入るだけで、東洞院通の喧騒がすっと消えてしまう不思議な路地です。

■「葡萄酒堂」の入り口は、おしゃれな佇まいの一枚ドア。

 

「葡萄酒堂」は、イタリアワイン専門のワインバー。ではなぜイタリアワインかというと?

 

「一番初めに働いたのがイタリアンレストランだったんです」
今はもうないのですが、かつて『テアトリーノ』というイタリアンが二条河原町にありました。

その店、少し変わっていて「季節ごとにイタリア全土をめぐる」という料理コンセプトで、さまざまな地域のイタリア料理を楽しめるお店でした。

そんな『テアトリーノ』で、オープニングスタッフとして働き始めた川口青年。スタッフにもイタリアに行った人が多く、その刺激でどんどんイタリアンが好きになります。

「働きはじめるまではイタリア料理って全然知らなくて。スパゲッティナポリタンはイタリアンですか? というレベルでした(笑) でも働いているうちに、“こんな料理あるんだ!”、と」

川口青年は徐々にイタリアンの面白さに目覚めていきました。最初はワインも好きではなかったのですが、おいしい白ワインに出会ってからは、ワインにも俄然興味がわきます。『テアトリーノ』で働き始めて3年後…。川口青年はイタリアのソムリエ資格を取るために、イタリアに渡ったのでした。

 

「合格率は3割ほどでした」

そんな難関を見事突破し、イタリアでソムリエ資格を取得した川口さんは、その後イタリア国内や東京でも修行を重ね、満を持して京都に戻ってきました。

「だからこの店はイタリアワイン100%です。色んな地方のワインがありますよ」

 

魅力的なイタリアワインが常時20種類はグラスでいただけます。

 

葡萄酒堂ではイタリアワインの飲み比べもやっています。

「内容は月イチで替えています。それ以外にも20種類くらいは常時グラスで飲んでいただけます」
しかもかなりお手頃。2000年代や90年代のバックヴィンテージも、川口さんのネットワークで仕入れていますが、分かる人には「!!!」なプライスで提供されています。

 

ワインはもちろんストーリーが面白い。だから最初に色々聞いてしまいましたが、お腹すきましたね。ではそろそろ、おすすめワインをお願いしましょう!

 

「最初はシチリアワインです。カタラットという地ブドウを使っています」

 

このシチリアワインといただく料理は、なんと「本日の厳選 鮮魚いろいろ(1,380円)」。つまり“お造り”です。

海に囲まれたシチリア島はで育つブドウは、塩分を含んだ風に洗われるためか、海のものとよく合うそう。ひと口含めば、今は行けないイタリア、シチリアの風を感じます。

 

なぜイタリアンなのに、こんな美しい「お造り」なのか。

 

…それはこの店で包丁を振るうのが、ザ・和食の料理人だから。

長年、日本料理に携わってきた宗(ムネ)さん。川口さんとは正真正銘の同級生。高校時代は2人してバレーボール部で鳴らした仲です。
道は異なれども、同じ料理の世界に進んだ2人、卒業しても付かず離れず、そして会えば、いつか一緒に店をやりたいと話したこともあるそうです。そして二人の夢は「葡萄酒堂」で結実した、いうわけです。

■どうです、この華のある見事なお造り。ちなみに今日は、明石の鯛と蛸、大間のマグロ、北海道の炙りホタテに昆布締めのウニ乗せ ときたもんだ!

 

実は「生魚」と「ワイン」の相性を疑いの目で(舌で?)見ていた私ですが、今日という今日は、気持ちが変わった! うまいわ、これ!!

 

>まだまだ飲みます! 次のワインはどんなワイン?

 

スポット情報

店舗名 葡萄酒堂(ワインどう)
住所 京都市下京区元悪王子町47-12
電話番号 075-708-8888
営業時間 15:00~24:00
日曜定休
交通 地下鉄烏丸線「四条」駅、阪急京都線「烏丸」駅から 徒歩3分
駐車場 なし

地図

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ライター紹介

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藤松幸一

ライター:藤松幸一

南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。

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