グルメ・お土産

2026.01.09

鴨川沿いの築100年超の京町家をリノベートし、1階は和食×鉄板のダイニング「A kyoto」、2階は日本茶と国産ジンが主役のカフェバー「B kyoto」として構成された新店が、2026年1月9日(金)にグランドオープン。

京町屋らしいエントランス

 

新スポットが大好きなミヤマグチが、ひと足お先にプレオープンにお邪魔してきましたので、京都らしい景色・しつらえ・旬の食材と国産のお酒が響き合う“京都を味わう時間”をレポートいたします。

 

1F「A kyoto」──ディナーコースをライブ感とともに

大きな鉄板を中心としたカウンター席

 

この夜はディナーコース「A」(税込2万円)を注文。鉄板の前、音・香り・湯気までもがごちそうになるカウンターで、季節によってメニューラインナップは変わります。

今回はその中から、3品とお酒のマリアージュをご紹介します。

 

1)鰤の味噌幽庵 杉板焼き × フルーティな日本酒

オーブンで火入れした富山産の寒鰤を、シェフの上辻さんが目の前で杉板をバーナーで炙り仕上げます。

ほんのりと杉の香りをまとわせて仕上げる丁寧な職人技。

 

合わせるのは山口県の大嶺酒造が醸すプレミアムな日本酒「OHMINE」。

ふっくらと柔らかい鰤の旨みと、京都らしい白みそのやさしい甘みが見事に溶け合い、果実味豊かな「OHMINE」がその余韻をきれいに引き取ります。

 

2)焼き穴子の飯蒸し 汲み上げ湯葉の餡かけ × 広島生まれの白ワイン

続いてはこちら。

ふんわり蒸したもち米の上に香ばしく焼いた穴子を乗せて、京都らしい湯葉餡かけを注ぎます。

もちろん仕上げはシェフ自ら鉄板で

見た目はシャリの上にネタが乗った寿司のようで、口に運ぶともちもちの食感が楽しい一品です。

丁寧にひいたお出汁と汲み上げ湯葉の餡がやさしく全体を包み、広島の三次ワイナリーがうみだした「TOMOEシャルドネクリスプ」が清々しい酸で輪郭を整えます。

お店の“食材もワインも日本産”というこだわりが、ここでも生きています。

 

3)黒毛和牛ヘレ 鉄板焼き × 山梨の赤ワイン

そしてメインは黒毛和牛のヘレです。

この日は宮崎牛を、牛脂を回しかけながら焼き上げていきます。

目の前でカットしてもらう瞬間はワクワクが止まりません

 

塩・山葵・醤油・フライドガーリックと味のスイッチを楽しみつつ、山梨県・中央葡萄酒の「ヤマナシ・ド・グレイス」合わせると赤身の旨みがぐっと立ち上がります。

丁寧な鉄板焼きで、外をカリッと、中はレアでジューシーに仕上がっています。このお肉の味わいがたまりません・・・

 

コースはその他の料理もふんだんに出てきますのでぜひお楽しみくださいね。

ちなみに「A kyoto」では、コース内容が奇数月の1日に切り替わる季節運用だそうで、次回は3月1日から新メニューになるそうです。春の旬食材を使ったお料理、楽しみですね。

 

階段を上がって、国産ジンが揃う「B kyoto」へ

1階から2階へと続く階段は、左官仕上げの表情が少しずつ変化。

空間そのものが“鉄板の躍動感”から“バーの静けさ”へと切り替わる設計が印象的です。

到着した「B kyoto」は、60種以上の国産クラフトジンと15種以上の国産ウイスキーを取り揃え、日本茶のカクテルが看板。

バーカウンターの向こうには多くの国産ジンやウイスキーが並びます

 

窓辺の小上がりやソファに腰を下ろせば、鴨川越しに南座を眺めながら、京都の夜をゆっくり味わえます。

窓の向こうに見えるのは鴨川と南座(こちらは1Fからの眺望です)

 

バーテンダー立花さんの一杯 ──“京都を味わうカクテル”を楽しむ

 

この夜はバーテンダー立花さんと相談しながら、おすすめの「日本のお茶を使ったカクテル」を3杯をいただきました。

 抹茶ジントニック(1,900円)

京都府産のジンと宇治抹茶を合わせて作る、オリジナルカクテルのジントニック。

抹茶特有のほのかな苦みとジンのボタニカルがスッと溶け合い、飲み心地が軽やかです。

 

和紅茶ハイボール(1,900円)

京都府産のウィスキーと和紅茶を合わせて仕上げにローズマリーやレモンを添える、見た目にも華やかな一杯でした。

紅茶の奥行きが心地よく、冬の京都にもぴったりです。

 

抹茶カルーア(2,200円)

国産のコーヒーリキュールを使った“デザートカクテル”。

ビスキュイとのペアリングで、甘やかで上品な余韻を楽しめます。

 

立花さんは元パティシエでもあり、スイーツの担当も兼務されています。A kyotoのコースのラストのデザートは2階でカクテルと一緒に、という楽しみ方もおすすめだそうですよ。

 

お抹茶をふんだんに使われていますが、今では高価になった宇治の一番茶を社長のネットワークで仕入れているとのことで、茶の質感がきわめて上品。

さらに「実はお酒は苦手」というご本人の視点から、ノンアルコールカクテルもおまかせで提案してくれるのが嬉しいですね。バーの雰囲気を楽しみつつ、お酒が苦手な方も日本茶の風味を堪能できる安心感がありました。

 

まとめ──「A kyoto」と「B kyoto」、二つの楽しみ方

A kyoto:目の前の大きな鉄板で素材の最良の瞬間を引き出す“ライブ感”。ヘレ肉や旬魚の火入れ、白みそや出汁の繊細な味わいを、国産のお酒とともに。

B kyoto:京都宇治の一番茶を使ったカクテルや、国産クラフトジン60種以上のセレクション。バー初心者にもやさしい提案で、ノンアルでも楽しめる懐の深さ。

 

一軒で“ディナー+バー”の愉しみを完結できるのも、この店ならでは。

左官仕上げが演出する空間の“切り替え”に身を委ねながら、京都らしい素材・器・景色に浸る夜をぜひお楽しみください。

Information
店舗・施設名 A kyoto/B kyoto
住所 京都市下京区斎藤町140-6 1F/2F
営業時間 A kyoto
火曜日定休、その他不定休(詳細はInstagramをご確認ください)
営業時間  :ランチ 11:30~14:30、ディナー17:00~22:00

B kyoto
固定休なし、不定休(詳細はInstagram[@b__kyoto]をご確認ください)
営業時間  :13:00~24:00
※一部カクテル類のドリンクのご提供は19:00~となります
交通 阪急京都線「京都河原町駅」から徒歩2分、京阪本線「祇園四条駅」から徒歩2分
ホームページ https://www.instagram.com/a__kyoto/

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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