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こんにちは。E-TOKO深草地域ライターのともこです。
私の住む町にある地域で愛される美容室「case」さんを取材しました。
オープンした時は、「なんでこんなところに美容院?」と思いましたが、今では「街中にあるようなおしゃれな美容院が徒歩で行けるなんて~♪」と喜んでおります。
何故、このような住宅街にオープンされたのかを取材しました。
「実は独立するつもりも、この場所を探していたわけでもなかった」と語るオーナーの中尾さん。
オーナー 中尾さん(30代)
偶然の縁から始まったお店が、なぜ地域の老若男女に愛され、事業としても着実に成長しているのか。その独自の経営哲学と地域への思いをQ&A形式でお届けします。
-たまたまのお声がけと、地元・深草への思いが重なったからです。
もともと独立願望があったわけではなく、河原町や大阪で出店のお誘いを受けた時もお断りしていました。都心部に1軒美容室が増えても自分がやる意味をあまり感じられなかったんです。
ですが、ここは自分の地元。「美容師個人としては髪を切って喜んでもらうのが仕事ですが、会社や場所を作るなら、その存在自体を地域の人に喜んでもらいたい」という気持ちがありました。ここなら地元の方々に還元できるんじゃないかと思い、出店を決めました。
実は物件との縁もすごくて、住宅設備会社を経営されているオーナーさんと、現場監督をしていた僕の父が仕事現場で雑談したのがきっかけなんです。「息子が美容師で」という話からトントン拍子に決まりました。建築前から相談に乗ってもらえたおかげで、思い通りの内装や設備を整えることができました。
-必要なときに頼ってもらえる、地域の「街のインフラ」のような存在です。
祖母や母を見てても、若い時はバイクで遠くまで出かけていたけれど、年齢が上がると、バイクにも乗れなくなるし、また小さなお子さんがいて自分の時間が取れない若いお母さんだったり。
自分が住んでいた街だからこそ、そういった方々の困りごとがリアルに想像できたし、助けになれたいいなと思っています。
「絶対にうちに通ってください」なんて思いはありません。、使いたい時に使ってもらえれば一回限りでも嬉しい。
カラーなどの品質はもちろんですが、何より「この地域に美容室があってよかった」と安心して使ってもらえる存在でありたいですね。
-「儲ける・成長する・地域貢献する」の3つの軸で、柔軟に考えています。
「店舗をどんどん増やしたい」という執着は全くありません。
2号店を出したのも、需要に対して供給が追いつかなくなったからです。お陰様で地域の方のリピートが多く、「予約が取れへん」というお声があったり、またスタッフの活躍の場が必要になったりしたから2号店や新たなスペースを検討してきました。地域の皆さんに必要とされなくなったら、店舗をたたむ潔さも持っています。
また、美容師という仕事は体力面や年齢的な限界も出てきます。だからこそ、美容室で得た利益を、人手や時間をかけずに収益を生む新しい仕組み(レンタルスペースの提供や起業支援など)に投資していくことが大切だと考えています。
スタッフが長く安心して働ける環境を作り、地域にも価値を循環させていく。それが巡り巡って、お客様への良いサービスに繋がると信じています。
-いつも応援してくださるお客様には、感謝しかありません。
今後はボランティアも含めて、外出が難しいお年寄りやお子さんのための訪問美容など、さらに地域に寄り添った活動も考えています。これからも気軽にお立ち寄りいただける場所として、地域とともに歩んでいきます!
ゆったりとした空間
「雨が降ったから傘をさすように、目の前の課題に素直に向き合っているだけ」と軽やかに語るオーナー。しかしその言葉の裏には、緻密な計算と「地元・深草の人々を幸せにしたい」というブレない軸がありました。
髪を整えるだけでなく、街の人々の心の拠り所にもなっている理由が深く納得できる素敵な取材となりました。
※店内奥でマツエクもされています。
| 店舗・施設名 | case |
|---|---|
| 住所 | 京都市伏見区深草大亀谷万帖敷町89-21 1F |
| 電話番号 | 075-643-1200 |
| 営業時間 | 9:00~22:00(毎月第2水曜日は15時まで) ・定休日:不定休 |
| 交通 | ・JR藤森駅から徒歩7分 ・京阪墨染駅から徒歩15分 |
| 駐車場 | 有り(3台) |
| ホームページ | https://beauty.hotpepper.jp/slnH000578148/ |
Writerともこ
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Writerともこ
伏見区在住。
人と人とのつながりや、地域に息づく温かな魅力を伝えることが好きです。ライフプロデューサーとして活動する中で培った「相手の想いを引き出し、言葉にする力」を生かし、読む人の心が動く記事を丁寧に届けていきたいと思っています。
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