大谷大学の学生プロジェクトが生みだしたコーヒーの新ブレンド「尋（じん）珈琲」が7月1日から発売開始！【北大路商店街・伊藤珈琲コラボ】

こんにちは、休日の朝は挽きたてのコーヒーを楽しむ“違いの分かる男”ミヤマグチです。

今日は、北大路にある大谷大学さんのとても素敵な取り組みをご紹介です。

実は大谷大学では、2012年から新入生歓迎実行員会が主体となって、大学からもすぐ近くにある北大路商店街の「伊藤珈琲」の協力のもと『はるかぜ』『Young Leaves』というオリジナルブレンドコーヒーを作り販売されていたのですが、この度発売10周年を迎えるにあたり「学生会全体としての新しいコーヒーづくりをめざしたい！」という想いから、新入生歓迎実行員会のほか中央執行委員会、学園祭実行委員会という学生会メンバーを中心に「大谷ほっとコーヒープロジェクト」を立ち上げ、ブレンドのリニューアルを進めて来られました。

そして昨日、そのプロジェクトから生まれた新ブランドのお披露目がありました！

学生会のメンバーをはじめ、学長や伊藤珈琲の伊藤さんも！

2020年以降に大学に入学された学生は、コロナ禍によって授業やサークル活動はもちろん、学生会などのコミュニケーションを含めた学生生活がいろいろな制限をされていましたが、やっとその制限が解けた今だからこそ、「学生みんなで一つのものを作り上げたい」という想いでこのプロジェクトを立ち上げられました。

ちなみにこの「大谷ほっとコーヒープロジェクト」というネーミングは「勉学、課外活動、受験勉強、仕事などで疲れた際にコーヒーを通して『ほっと』ひと息つけるようなひと時を楽しんでもらいたい」というコンセプトから付けられたそうです。

そして2022年9月のプロジェクト発足以降、メンバーが中心になりながら試飲・アンケートや人気投票など繰り返し、参加してくれた大学関係者はなんと600名以上！

10年前と同様に伊藤珈琲さんに協力いただき、「酸味がある方がいいのか？」「どのように飲む人が多いのか？」「香りの好みは分かれるのか？」など、さまざまな意見を取りまとめながら、開発を進められました。

そして、人気の高かった、深煎りを使った完成品候補2ブレンドを選出。

今年の4月に開催された新入生歓迎祭で、全学生・教職員を対象に試飲会を実施し、どちらのブレンドを完成品とするか＆コーヒーのネーミングについての決選投票を行われました！

その結果・・・選ばれたのがタンザニア・グアテマラ・コロンビアの深煎りブレンド。

ブレンド名は「尋（じん）珈琲」に決定！

この「尋（じん）珈琲」の名前は大谷大学のシンボルでもある「尋源館（じんげんかん）」から「尋」の字をもらって命名。

大学の願いでもある「自分の生き方を尋ね、考えていく」という意味が込められています。

大谷大学ならではの奥が深いネーミング。

国の登録有形文化財に指定されている尋源館

さらに、ドリップバッグ用のラベルデザインまで、学生主体で作り上げられています！

尋源館と女子学生が描かれたラベル。可愛いですね～！

尋源館を背景に完成した「尋珈琲」ブランド一式をパシャリ。

7月1日（土）より、伊藤珈琲で販売されます。

100ｇ入りのコーヒー豆は　650円（税込）、8セット入りのドリップバッグは1,200円（税込）、店舗ドリンク提供（HOTのみ） 1杯　620円（税込）で提供されます。

そして、その場で試飲もさせていただきましたよ！

新入生歓迎実行委員の蔦本さんが淹れてくれます。後ろで見守っているのが伊藤珈琲の伊藤さん。

挽きたての豆で淹れてくれますのでいい香りが部屋中にひろがります。これだけでも「ほっと」癒されますね。

私はブラックでいただきました。

「尋珈琲」はしっかり濃く、キレのある苦みが美味しい！

深煎りらしい酸味は少ない味わいで、ミルクやお砂糖を入れても楽しめそう。

なにより、どんなお菓子にも合いそうです。

まさにコンセプト通り「ほっとひと息つけるコーヒータイム」を満喫させてもらいました。

とってもおいしいコーヒーで、これを学生の皆が作り上げていったのかと思うと、感動しちゃいますよ！

ちなみにこのプロジェクト、あくまで学生会の自主的なもので、ここに参加しても「単位はもらえない」んです。

それなのに、学生メンバーはじっくり時間をかけてこられるなんて！！これはすごいことだと思うんです！

私が学生の頃というと、単位がもらえる活動しか積極的に参加できていませんでした・・・

とっても前向きな気持ちで取り組み、多くの意見をまとめて、販売まで持ってくるパワー。大谷大学、すごいなあ！！

ぜひ7月になったら伊藤珈琲さんに飲みに行きますね！