あっさりしているのにしっかり味。タタキは予想以上のおいしさ。
いよいよ2品目、タタキがやってまいりました!
■鶏とは明らかに違う身の色の濃さ!
「タタキが、鴨のよさが一番わかるんです!」
タタキは、刻みショウガをくるりと巻きます。食べると、身の色だけでなく、味わいも鴨と鶏とは全く別物というのがハッキリわかりました。
■濃厚な鴨のタタキに、シャキシャキしたショウガがぴったり!
タタキも味、濃いね~!
ふたたび同じ感想でゴメン。ですが焼いて凝縮されたうま味とは、これまた異なるおいしさなのよ!
「鶏のタタキとはまた違うでしょ? 鴨は冬にたくさんエサを食べるので、寒くなるともっとおいしくなりますよ~!」
なるほど、それで鴨は“冬”のイメージなのか!
タタキの醤油は宇治の丸五醤油のしょうゆです。宇治オリジンのこの醤油は久保田社長が子供のころから慣れ親しんだ味だそうで、そんなところにも社長のこだわりが見え隠れします。
タタキに合わせたお酒は、テンションあがる「獺祭!」
さらりといける純米大吟醸は、濃厚な鴨のタタキにピッタリ。
「あとはお鍋をぜひ食べてください! うちではお一人から鍋をご用意しています!」
それはいいね。「京・鴨料理 はじめ」さんサイズの店なら一人で訪れる方も多いと思うし、一人鍋ってのはオツな感じ。
ところがこの「鴨鍋」が、タダモノではなかった。