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「華やかやなぁ。」
「お、凜とした感じ!」
「可愛らしいなぁ。」
「これ、何ていう植物やろう?」「お茶っ葉に似てへん?」
そんな声が聞こえてきそうな一角が、JR藤森駅構内にあります。
気になるとつい、足を止めてしまう性分のE-TOKO深草地域ライター・ふみちーです。
今回、その場所に込められた想いをたどってみることにしました。
大きなガラスケースの中で、季節を映し出す生け花。
生けてくださっているのは、日本を代表する華道流派のひとつ、『嵯峨御流(さがごりゅう)』の師範有志の先生方です。
『嵯峨御流』は、平安京に遷都した桓武天皇の第五皇子・嵯峨天皇を祖とする流派で1200年以上の歴史が受け継がれています。
流派が誕生して以来、口伝や秘伝で伝えられてきた約束事を重んじた生け方「伝承花(でんしょうか)」と、その伝承花に一人一人の心の粧いを盛り込んだ新しい感覚の生け方「心粧華(しんしょうか)」。
大きく分けてこの2種類があります。
JR藤森駅の生け方も、そのときの花材に応じて生け方を選んでいるそうです。
この生け花について、先生方にお話をうかがってみました。
- お花を替える頻度の目安はどれくらいですか?
お花が元気で咲いてくれている間は、そのお花を入れています。
有志でグループを作り、そのときに応じて入れ替えるときもあります。
- 花材はどうやって選んでおられますか?
季節感を大切にしているので、季節のお花を選んでいます。
また、有志の方のお家に咲いているお花や、頂いたお花などを主に使い、足りない分は購入したり、様々です。
- 大変なことや気をつけていることはありますか?
お花を綺麗に維持するために水替えに行ったり、生ける際にスペースを広く使うため、利用されるお客様の邪魔にならないようにすることです。
- 大切にしていらっしゃることがあれば教えてください
例えば、道端に咲く可憐な草花であったり、野山で見つけた一枝など、花材は自分で見つけ、自分なりに工夫するという気持ちでしょうか。
- 続けてきてよかった、と思う瞬間はありますか?
生けている時に、駅の利用者さまに「綺麗なのでいつもお写真撮らせてもらっています」や「ありがとうございます」とお声がけ頂いたときです。とても嬉しいです。
- 見る人にどんな気持ちになってほしいと思いながら生けていらっしゃいますか?
お花を見てくださった方々が、ホッと一息、心を安らげてくださったらという思いが伝われば嬉しいです。
何もなければ、ただただ通り過ぎるだけの改札。そこに、立ち止まりたくなる風景。
季節ごとに表情を変える花と、その花に込められたやさしい心遣い。
JR藤森駅を利用される際は、ガラスケースの中に広がる美しい風景を眺めてみてはいかがでしょうか。
| 店舗・施設名 | JR藤森駅 |
|---|---|
| 住所 | 京都市伏見区深草大亀谷大山町99 |
| ホームページ | https://eki.jr-odekake.net/top?id=0621616 |
Writerふみちー
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Writerふみちー
文具と、ついつい通ってしまうカフェでのソロ活が愉しみ。
臨床検査技師×消防団員の地域ライターです。健康・暮らし・地域の「ちょっと役立つ・おもしろい」ことを、シンプルでわかりやすい文体でお届けすることがモットーです。
読んだ方の日々に、ほんのり彩りを。“まんまる顔のゆるキャラ風”が目印です。
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