グルメ・お土産

2026.02.17
里山の風景を感じる「ライスパレットSET」(税込み1,650円)

新しい食との出会いを楽しみに、日々アンテナを張っているミズノです。

今回訪れたのは、京都・五条通に2025年11月にオープンした新スポット 「SOAN(そあん)」(京都市下京区) 。
「Table to Arts&Earth ―”美味しい”の発見と共有―」というお店のコンセプトを知り、これはきっと楽しい体験になるに違いない、とワクワクした気持ちで足を運んできました。

地下鉄「五条駅」から徒歩4分 レトロでおしゃれなジムキノウエダビルディング1Fにお店を構えるSOAN

4つの切り口で発信する特別な場所

ここSOANは、全国各地の土地や風土に根差した食材や品物を、FOOD(飲食)・TOOLS(物品の販売)・LEARNING(学びの場)・JOURNEY(旅)の4つの切り口で発信し、日々の暮らしに“豊かさ”や“美味しさ”を発見して共有する場を目指した、ちょっと特別なディスティネーションストアなのです。

何かがはじまりそうな予感がする店内

▼SOANの取り組みを深く知りたい方はこちら
https://soan.release.world/

今回、SOANの看板メニューともいえるランチ「ライスパレット」をいただいてきましたよ。

京都の人気店「そ・かわひがし」中東篤志さんがアドバイザーとして参画し、二十四節気ごとの季節感や風土を料理で表現するというコンセプトが随所に光ります。

 “稲穂からおこげまで” お米が主役のランチ

SOANで提供されるライスパレットは、「稲穂からおこげまで」をコンセプトに、こだわりのお米を丁寧に炊き上げた “ライスバー” を使ったオリジナルメニュー。
森・里・海をテーマとした季節の食材が、彩り豊かに盛られています。

まずはライススープから頂きます。
10種の野菜だしでお米を3〜5時間コトコトと煮込み、シンプルに塩のみで仕上げたやさしい味わいは、身体にすっと沁みる一杯。

美味しく頂きながら、さっそく気になったこちらの器は、京都の陶芸ブランド「TOKINOHA」の作品なのだそう。
銅に青みを帯びたような不思議な色に、なだらかに立ち上がる輪郭が何ともステキ。掌に収まり良く、艶やかなお米のスープにぴったりマッチしています。

今回お話を伺ったのは、食材や品物について質問すると打てば響くようにさまざまなストーリーを教えてくれる、店長の前田さん。
京都で森を育てている職人さんたちの漆器や、長野で里山の保全に取り組む農家さんから届くお米など、つくり手の想いと行動に惹かれたものを取り扱っておられるそう。
だから、「響くんだな」と納得です。

つづいて、メインのライスパレットをいただきます。

里山の風景を感じる「ライスパレットSET」(税込み1,650円)

ライスバーの上には右から

・だし巻き卵と九条ネギ
・蒸し鶏と梅味噌
・丹波しめじの鍬焼き風味

と、季節の食材とともに、その土地が持つ文化や背景を味わえるおかずが並びます。

なかでも、だし巻きと九条ネギに使われている、隠し味の“煎り酒”(日本酒と梅干しを煮て濾した日本古来のうまみ味調味料)や、上にちょこんと載っている“すじ青のり”の風味豊かなこと。
前田さん曰く、どちらも普段のお料理に少し使うだけで、なんでも美味しくしてくれるのだとか。

相方が頼んだライスパレットはコチラ。

店長のおすすめ「ライスパレットSET」(税込み1,980円)

ライスバーの上には右から

・サバじゃが
・ローストビーフ
・丹波しめじの鍬焼き風味

と、海・里・森からの恵みを盛り合わせたメニューになっています。

ローストビーフは、SETの中だと店長のおすすめにしか含まれていないので、気になる方はぜひこのSETを頼んでみてください。牧草だけで育った上質な牛の、淡白でいながら噛むほどに旨みが溢れる、食べ応え抜群の一品です。

里山のパレットにも含まれる 丹波しめじの鍬焼き風味は、大ぶりの丹波しめじの下に潜む3種のきのこペーストに旨みがぎゅっと濃縮されていて、こちらも絶品です。

また、ライスパレットには、SOAN厳選の3種の調味料が添えられていて、天草の塩・すぐきの漬物・ひしおもろみがそれぞれ素材の美味しさをより引き立てています。

奥のサラダは季節の野菜を使っていて、レタスのほか、タネツケバナというルッコラのような風味の初めましての野菜が入っていました。野菜ひと口をとっても新鮮な発見がありますね。

隣で、「うまいおかずを食べて、お酒が飲みたくなってきた」と呟いた相方に、すかさず前田さんからオススメいただいたのがコチラ。

事前予約制 地球パレット 2名様向け(税込み5,940円)

ライスバーが別盛りなので、海・里・森の彩り豊かな食材を、まずはお酒で楽しめるとのこと。
和食なら日本酒と思いますが、ワインともよく合うのだそうですよ。

ドリンクメニューはクラフトビールやワイン、ソフトドリンクまでラインナップ

なお、SETで少し物足りないなという時は、ミニパレットの追加オーダーが可能です。

ミニパレット(税込み550円) ※すべての食材は、季節によって変わることがあります。 アレルギー・ヴィーガンメニューにも対応可能。

食後に甘いものが少しつまみたいな、という方にぜひ試していただきたいコチラ。

サイドオーダー:フライド栗マロンかぼちゃ(税込み385円)

口に入れた瞬間、雪のように溶ける繊細な塩が、ホクホクと甘いかぼちゃの旨みを引き立てます。砂糖を使わず、自然由来とは信じがたいほどの濃厚な甘み。ついもう一つ、もう一つと食べたくなってしまう美味しさでした。

 

生きていくために食べることが必要不可欠だからこそ、美味しいものに出会うと何よりも心が豊かになりますね。
“美味しい”を入り口に興味を持ってみると、つくり手の想いと行動に惹かれ、驚くほど様々なストーリーが広がっていく。

SOANならではの “余白のある美味しさ” が感じられるランチでした。

食からはじまる “素案づくり” の場へ

SOANは、ただ“食べるだけ”の場所ではなく、TOOLS(品物の販売)やワークショップ、旅の提案など、ここでの体験が、日々の暮らしに新しい刺激や気づきを与えてくれる仕掛けが満載。

入ってすぐのディスプレイ:今後は展示などの企画を予定 奥には各地の食品、調味料、工芸品などが並ぶ

店名の「SOAN」には、
素案=”美味しい”を探求しながらアイディアを企画・実験し、訪れる方々とともに育てていく場所
という意味が込められているそうです。

ランチを楽しんだあと、店内に並ぶ各地の食品、調味料、工芸品などを実際購入することができますよ。
先ほど、人生で初めて食べた調味料“煎り酒”が気に入り、さっそくお買い上げしました(笑)

お店に訪れて食べた食事・食材のルーツをもっと知りたくなって旅に出かけたり、お店で手に取ったお気に入りの品物がどのようにつくられているかを、そのつくり手から一緒に学んだり。

“暮らしを少し丁寧にしてみようかな” と心がふわりと動く-

SOANには、そんな時間が流れています。

▼営業日やイベントなどのお知らせはInstagramからご確認ください
 https://www.instagram.com/soan_kyoto/

 

Information
店舗・施設名 SOAN
住所 京都府京都市下京区五条高倉堺町21番地 ジムキノウエダビルディング1F 101号
営業時間 15:00〜17:00
不定休(最新情報はInstagramへ)
@soan_kyoto
https://www.instagram.com/soan_kyoto/
交通 地下鉄「五条駅」出口3から徒歩4分
京阪「清水五条駅」出口1から徒歩8分
お問合せ先 https://www.instagram.com/soan_kyoto/
ホームページ https://soan.release.world/

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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