おでかけ

2026.01.08

こんにちは!京都市に移住して早くも10年が経つミヤマグチです。

 

今回新たに、京都市への移住経験があるデジスタイル京都スタッフが「京都暮らしの魅力」を語る企画を立ち上げました!

 

まずは結婚を機に「広くて安い家」を求めて京都から滋賀に移り、約10年を過ごした後に子どもの幼稚園入園のタイミングで京都に戻ってきた私から。

滋賀での暮らしに不満があったわけではありません。むしろ琵琶湖や里山の景色に癒され、車による移動が中心の生活リズムにもすっかり馴染んでいました。
ただ、子どもが幼稚園に入るタイミングでふと胸に湧いたのが、「自分の生まれ育った京都市で子育てがしたい」という思いです。鴨川の河原で季節の移ろいを感じ、比叡山や大文字山に見守られ、地蔵盆や区民運動会で近所の子どもたちと楽しく過ごす時間――記憶の中の京都は、子ども時代の遊び場であり、私にとって「育つ場所」そのものでした。

そして家族で話し合いを重ね、京都市内に住まいを移すことにしたのがちょうど10年前でした。

 

「子育てのしやすさ」を実感した、京都の日常 ~鴨川・大文字・京都御所・糺の森――変わらない遊び場がある安心

京都に戻ってまず驚いたのは、私が子どもの頃に夢中で遊んだ場所が、そのまま今も息づいていること。
週末の朝、近所で買ったパンを紙袋に詰めて鴨川へ。出町柳にある鴨川デルタの亀石をジャンプしながら水辺の生き物を眺めるのは、親になってもやっぱり楽しい時間です。

トンビが来るのでパンを食べるときは頭上に要注意!

 

大文字山の登り口に差し込む木漏れ日、京都御苑の広い空、糺の森の澄んだ空気――「人が手を入れすぎない自然」が街のすぐそばにあることは、子どもの感性を健やかに育て、親にも余白をくれます。童心に返って一緒に走り、座り、見上げる。そんな時間が、家族の会話を自然と深くしてくれるのも京都らしさだと感じました。

 

「公共交通機関で行ける」街のスケール感

京都市内は市バスと電車でたいていのところに行けるのも魅力です。自家用車に頼らずとも、家族でふらっと出られるのが嬉しくて、子どもが無料でバスに乗れる間は特によく出かけました。
例えば雨の日は水族館へ、晴れたら植物園へ。さほど乗り換えをせずにいろいろなところに行けますので、子ども連れでも計画を立てやすく、駐車場料金に気を揉むことがありません。移動そのものがちいさな「まち遊び」になり、子どもはバス路線図を覚えるのが楽しくて「ここに行ってみたい!」と提案してくるくらいでした。公共交通が生活に自然と組み込まれることで、家族の行動範囲が広がりました。

 

「きょうと子育て応援パスポート」が背中を押してくれる

家族で出かけるときに心強いのが、各施設で用意された子育て応援の仕組み。「きょうと子育て応援パスポート」の割引や優待は「家族で行ってみよう」を後押ししてくれます。

家族でのお出かけには必携!「きょうと子育て応援パスポート」

>『きょうと子育て応援パスポート』利用案内(https://www.pref.kyoto.jp/kosodateouen/1183513999674.html

 

経済的なメリット以上に、「子連れ歓迎」の意思表示に出会うことが安心につながります。小さな子どもを連れて公共の場に出るときの緊張をやわらげ、親のチャレンジ心を高めてくれる存在でした。

 

医療の距離が近い心強さ

近隣に病院やクリニックが多いのも京都市の特徴だと感じています。子どもの発熱は突然ですが、「相談できる場所が複数ある」というだけで夜の不安はぐっと軽くなります。子どもの医療費の自己負担が抑えられる仕組み(子ども医療費支給制度)も助けになり、ためらわず受診できる環境が、親の判断を支えてくれています。

 

地蔵盆が残るまち――「おせっかい」がありがたい

夏の終わりに行われる地蔵盆。子ども時代はお菓子を楽しみにしていましたが、親になって初めて見えたものがあります。

夏休みの終盤に各町内で行われる地蔵盆は大人も子どもも楽しみな1日

 

それは例えば、近所の「おせっかいなおばちゃん」の存在。

子育ての先輩が身近にいる安心感は、育児マニュアルには載らない具体的なアドバイスにあふれていて、何度も助けられました。道で会えば「よう頑張ってるね~」「今度これ使ってみ」と声がかかる。地域が子どもを見守る文化が残っているから、親の肩の力が自然と抜けます。「顔の見える関係」が、子どもの安全を守り、社会性を育てていると実感しています。

 

京都市の教育環境:誰も取り残さない土台と、文化に触れる機会 ~学校連絡のアプリ化で、親の負担が減る

今、息子は京都市立の中学校に通っていますが、連絡帳やプリントに頼らず、先生との連絡や部活に関する情報をアプリで完結できるのは本当に便利だと実感しています。欠席連絡、配布資料、行事案内が一本化されるだけで、親の「探す時間」がなくなります。働きながらでも、学校とスムーズにつながれるのはありがたい仕組みだと実感します。

 

公立中の「層の厚さ」

担任のほかに副担任の先生が配置されるなど、目配りの効く体制が取られていると感じます。学力の維持だけでなく、生活面や心のケアまで複数の視点から支える仕組みがある安心感は大きいです。
「誰一人取り残さない」意志が見えると、子どもは安心して挑戦できます。定期テストの振り返り、補習や面談の機会も柔軟で、親にとっても「学校と一緒に育てる」実感が持てます。

 

美術館・博物館が「徒歩圏」の学び場

京都市京セラ美術館や京都国立博物館、京都国際マンガミュージアムや伝統工芸の展示施設など、文化に触れる場所が生活圏にあるのは京都市ならでは。

岡崎エリアには美術館や図書館、動物園もあり一日中楽しめます【yu_photo – stock.adobe.com】

 

教室以外の「第三の学び場」が豊富だから、週末の家族時間がそのまま文化的経験に変わる。作品を見る目、歴史に触れる手ざわりが、子どもの好奇心を刺激し続けてくれます。

 

「生活コストが高い」という現実と、ハードルの下げ方

一方で、京都は家の購入・賃貸費用などの生活コストが他の地方都市より高いのも事実です。ここは向き合い方が鍵になると考えています。

 

●住まい選びの工夫:中心部にこだわりすぎない。市バス・地下鉄で30分圏のエリアは通学・通院・文化施設アクセスのバランスが良く、家賃と生活利便性の最適点が見つかります。

●移動コストの最適化:車は「必要な時だけ使う」に振り切る。定期的なメンテ・保険・駐車場代が必要なマイカーを見直し、公共交通+カーシェアの組み合わせにすると家計の固定費が下がります。

●レジャーの発想転換:遠出や高額施設に頼らず、鴨川や大文字山、糺の森などの「街の自然」を基本線に。京都子育て応援パスポートの優待を上手に使えば、文化施設も身近な定番にできます。

大文字山は小さな子どもでも登れて、火床から望む京都市内は絶景のおすすめスポット!

●大学キャンパスの活用:京都市には多くの大学があり、学生だけでなく市民に開放している施設も多くあります。学食で安いランチを楽しむことができたり、子供向けのイベントを開催している大学もあるので要チェックですよ。

 

「京都での暮らしは高い」というラベルを、家族の価値観に合わせて再設計する。すると、費用対効果の良い日常がちゃんと見えてきますよ。

 

京都市に移住して感じた「育ちの質」

京都市での子育ては、便利さと文化と自然が「ちょうどよく」混ざり合っています。
親にとっては、背伸びしすぎない暮らしを組み立てやすい。子どもにとっては、日常の中で世界が広がる。そして地域には、見守るまなざしが残っている。
滋賀で過ごした10年が土台になり、京都での時間がその上に層を重ねていく――移住はゼロからの再出発ではなく、暮らしのアップデートでした。

 

「子どもが幼稚園に入るタイミングで京都へ戻る」という選択は、我が家にとって正解だったと今は胸を張って言えます!

 

まとめ

●変わらない自然と文化が子どもの感性を育てる

●公共交通と応援制度が「出かけやすさ」を支える

●医療の距離の近さと地域の見守りが親の安心をつくる

●生活コストのハードルは設計と習慣で下げられる

 

子育て世代の皆様の参考になると幸いです!

 

■京都への移住に関する情報はこちらをチェック! >「住むなら京都」

Information
店舗・施設名 鴨川デルタ
住所 京都市左京区下鴨宮河町
交通 京阪 出町柳駅下車徒歩約2分

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
X:@digistylekyoto
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