グルメ・お土産

2023.12.12

こんにちは。まち歩きが趣味のE-TOKO深草 地域ライター ERI です。

 

お稲荷さんといえば、千本鳥居の朱色を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?まさにその色を看板に掲げた素敵なお店「朱 SHU. by Vermillion 贈る土産もの店(以下、朱 SHU.)」さんでは、日本の職人さんの技が光る伝統工芸品やセンスのいいモダンな食器など、大切なひとへ贈りたくなる日本のいいものを取り扱っています。「朱 SHU.」のオーナー 木村美和さんにお話しを伺ってきました。

 

京阪本線『伏見稲荷駅』から徒歩約10分。裏参道から住宅街に入って坂道をあがっていくと、大きなガラス窓と明るい朱色の看板が目を引くかわいいお店が見えます。

実はこちら、“お山めぐり”の下山道にあるので、お山からの帰りに立ち寄るお客さまが多いそう。坂を下りながら通りすがりに、「しゅっ」と一言お店の看板を声に出して、読んで通られる方もいらっしゃるんですよ、とオーナーが笑って教えてくださいました。

実際に使ってみて、吟味して、本当にいいものしか仕入れない。

お客さまの8~9割は海外からの観光客。店内でオーナーからお話しを伺っている間にも、続々と海外の方々が入ってこられました。

 

ショップで扱っている品物は、日本の職人さんによって作られたこだわりの逸品ばかり。京都に限らず、日本で作られたいいものをオーナーが自ら調べ、ご自身でも使ってみたりして「本当にいい!」と気に入ったものだけ仕入れているそう。まさにオーナーは“日本のいいもの”目利きなんです。

かつてオーストラリアで暮らしていたというオーナー。オーストラリアで感じたことは、海外では、本当にいい日本の伝統工芸品であってもどれだけいいものなのか伝わらないし、家庭で使われずにオブジェになってしまう…ということ。日本のいいものを海外の方々にも知ってほしい、そんな思いから、2019年に「朱 SHU.」を開店。日本に来られた海外の方々が、ぱっと手にとって、いいねって思って、それを家庭で使ってくださる…そんな品物がセレクトされたお店なんです。

 

ではでは、ご一緒に店内をみてみましょう!

やっぱり人気!日本の代表、富士山。

海外の方々には、やっぱり富士山が人気!ということで、とてもユニークな2つの富士山をご紹介します。

 

「360°BOOK 富士山」という名の通り、360°ぐるっと本を開くと立体の富士山が現れる、なんともびっくりな本。富士山のまわりには雲と鶴があしらわれ、冴えた青色がとても印象的でした。

ビールを注ぐと、雪の積もった金色富士山になる美しい「富士山グラス」。職人さんがひとつひとつ手作りされている逸品で、贈り物にも人気。軽くて薄い繊細なガラスはとても美しく、あまり見慣れない形状(富士山シルエット)も魅力的でした。このグラスで美味しくビールをいただきたい…!

毎日の食卓を彩るモダンな食器たち。

「朱 SHU.」をオープンする前、系列店のエスプレッソ珈琲専門店「Vermillion」で、「このお皿はどこで買える?」とお客さまからきかれることが多かったそう。なので、「朱 SHU.」には、カフェで使っているお皿など、食器の品揃えが豊富なんです。

 

ちなみに、こちらのカフェはオーストラリアのカフェのような内装だけど和の赴きも感じられる落ち着いた雰囲気で、オーナーこだわりの美味しいコーヒーをいただけます。カフェラテをいただきましたが、本当に美味しかったです。そして店内を見渡すと海外のお客さまばかり。早朝から“お山めぐり”をされた方々の憩いの場になっていました。

 

さて、毎日の食卓を彩ってくれる食器って、とても大切ですよね。色、手触り、重さ…自分にぴったりのものが見つかるとうれしくなります。大切なひとへの贈り物や、自分へのご褒美にいかがでしょうか?

 

パッと目をひく赤いお皿は、途切れることなく続く組紐のレリーフを施しています。古来よりおめでたいものを表してきた、縁結び、水引などの「結ぶ」という行為がデザインされてます。

他にもモダンでかわいいデザインの食器がたくさん並んでいますよ。

職人さんの手仕事を感じる、普段づかいの工芸品。

伝統工芸品をもっと身近に感じられるように、と日常生活で使いやすい日本のいいものを厳選して品揃えされています。例えば、工芸品の漆の器が、食器洗浄機使用OK!と言われると、ぐんと距離感が縮まるような、そんな感覚。飾るだけじゃもったいない、一緒に生活してもっと職人さんの手仕事を感じてほしい、というオーナーの願いです。

 

たとえば工芸品として有名な鉄瓶、黒くて重くて表面はぶつぶつしている…という印象をお持ちではないですか?でも、こんなにしゅっとして、鮮やかなブルーの映える、モダンなデザインもあるんです。

 

こちらは山形鋳物のティポットで、お手入れもじゃぶじゃぶ洗って水をふき取るだけ。構えずに普段づかいできて、毎日のお茶が楽しくなりそうですね。

お抹茶も、もっと身近に。抹茶椀の近くに添えられているのは茶せん。おなじみの竹でつくられた伝統工芸品の隣に並ぶのは樹脂製の茶せん。分解して洗うことができ、さらに食器洗浄機も使用可能とは、とっても便利です。

他にも職人さんの手仕事が光る作品がたくさん。ショップのスタッフにお話しを聞いてみると商品の背景など教えてもらえるので、もっと深く品物のいいところがみつかりますよ。

御朱印帳がトラベラーズノートに!?

スタッフのセンスが光る演出を発見!

海外の方に喜んでもらえそうな日本の文房具が並ぶ棚に、御朱印帳ももれなく並んでいました。でも、海外の人って御朱印のことわかるのかな?と商品サンプルを開いてみると…まるでトラベラーズノート!「海外の方にはこんな使い方されるのもいいかなと思って」とサンプルを作成したスタッフがにっこり。

 

日本人のわたしが見ても素敵なノートに感動しましたし、自由に使ってもいいんだ!と、うれしくなりました。オーナーもスタッフも、とことんお客さまを思い浮かべてお仕事されているのが伝わってきて、ますます「朱 SHU.」さんのファンになりました。

 

御朱印帳以外にもはんこ、筆ペンなど、日本の文房具が多数ありますよ。

大切なひとへの贈り物にぜひ。

伏見稲荷へお越しの際はぜひ、「朱 SHU.」さんへ。改めて日本の職人さんの手仕事の繊細さに気づき、なんだか誇らしい気持ちになりますよ。今回ご紹介した品物は、本当にごく一部。日本のいいものとの素敵なご縁をむすびに、ぜひいらしてくださいませ。

 

Information
店舗・施設名 朱 SHU. by Vermillion 贈る土産もの店
住所 京都市伏見区深草開土口町2-9
営業時間 9:00~17:00(不定休)
交通 【電車】
JR奈良線『稲荷駅』より徒歩10分
京阪本線『伏見稲荷駅』より徒歩10分
駐車場 なし
ホームページ https://www.shubyvermillion.com/

WriterERI

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WriterERI

京都出身の2児の母で、ふだんは営業の仕事をしています。ものづくり、伝統産業、歴史、信仰、豊かな自然、いろんな深みのある京都が大好きです。 好奇心の赴くままに深草を歩いて魅力を発信します。一緒に深草のまちを歩いてみたい!と思っていただけますように。

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