DIGISTYLE KYOTO

二条通「まつは」の二十四節気おつまみレシピ

Translate this page :

一覧へ戻る >

第18回〈冬至のおつまみ〉 「蒸しかぼちゃのキャラメリゼ」でホットワインを

2021/12/22

京都・二条富小路にある京町家カフェ「まつは」を営む西村めぐみさん、由香さん姉妹。「食材の組み合わせが斬新! そしておいしい!!」と評判の料理を提供する二人が、二十四節気に合わせて考えてくれたおつまみを紹介します。なお、メイン食材は野菜。京都の京北町の農家さんから毎回、この季節の〝推し野菜〟のお題をもらう趣向です。

第18回は、「冬至(とうじ)」(今年は12月22日から。2022年1月4日まで)にぴったりな一品をどうぞ。

 

香ばしいカラメルとスパイスが、かぼちゃの甘みをグッと引き締めます

今回は、優しく甘いかぼちゃを使ったおつまみと、マイルドなホットワインの組み合わせ。

「食事とおやつの間くらい、冬の日のお楽しみのイメージ。〝甘いもの欲〟も満たされるし、『蒸しかぼちゃのキャラメリゼ』は、大人のおつまみと子どものおやつの両方が一度に作れる点もうれしいんです」と、めぐみさん。ただ、かぼちゃは作り込めばどんな姿にもなってくれる万能選手な野菜だけに、どういったお料理がいいのか、めちゃくちゃ迷ったと話します。

「甘党の方なら、かぼちゃの煮物で熱燗をチビチビ…もアリかもしれませんが、今回は、かぼちゃをメインに据えることを考えました。こんがりと香ばしくキャラメリゼしてあるこのおつまみは甘過ぎず、たくさん飲む前提(笑)の人にも喜ばれるのでは」とも。

合わせるホットワインにもポイントが。「一般的には、シナモン、スターアニスなどのスパイスとお砂糖を加えることが多いですが、甘めのおつまみにスパイスを使用しているぶん、飲み物はあっさり、シンプルに仕上げます。ホットワインにすると、アルコールが少しとんで、飲みやすくなるのも魅力です」(めぐみさん)

「蒸しかぼちゃのキャラメリゼ」はおつまみとしてだけではなく、お肉料理の付け合わせなどにもぴったりなので、この時期のパーティーでも活躍しそうですね。

 

「蒸しかぼちゃのキャラメリゼ」の作り方

〈材料(2人分)〉

かぼちゃ(一口大にカットしたもの)4~6個 オールスパイス、砂糖各適量

 

〈作り方〉

(1)かぼちゃを蒸す

(2)耐熱皿(またはアルミホイル)に並べ、オールスパイスを振りかける

(3)砂糖を、かぼちゃの上面が覆われる程度にまんべんなくかける

(4)オーブントースターの火加減を強めに設定し、砂糖が焦げて、溶けるまで焼く

(5)皿に盛り、ローズマリーの枝とラムレーズン(いずれも分量外)を飾る

※スパイスは、オールスパイスのほか、シナモンや黒胡椒、コリアンダーパウダーなど好みのスパイスでOK。スパイスを使わず、代わりにはちみつをまぶして焼くと、はちみつの香りが付いておいしい。また、焼き上がりにバターを落とすとリッチな味わいに

※砂糖は、古式原糖(精製されていないミネラル成分をたっぷりと含んだ砂糖)を使用。お菓子のレシピ本などでは、キャラメリゼにはグラニュー糖がおすすめされるが、「好きなお砂糖で楽しみましょう」(めぐみさん)とのこと

※今回のラムレーズンは、調理している間にレーズンをラム酒に漬けて手軽に作ったもの

 

☆あっさり、シンプルなホットワインの作り方

オレンジジュース(100%果汁)と赤ワインを1対2の割合で小鍋に入れて火にかけ、熱々にする。温めておいたカップ(または耐熱グラス)に注ぐ

 

冷蔵庫で冷やして食べても、おいしいのだとか

 

今回は由香さんがお留守のため、めぐみさんが一人で準備。撮影は、まつはの庭で行いました

 

ホットワインのオレンジジュースは、ブラッドオレンジジュースに代えても。「余談ですが、ブラッドオレンジジュースを熱々に温めて飲むのも、すごく美味しくて。由香も私もお気に入りです」とめぐみさん

 

「まつは」は現在、不定期営業。ケータリングやお弁当などの注文は要相談。営業スケジュールはホームページやSNS(facebook、Instagram)などで確認を

 

☆ ☆ ☆

この季節の〝推し野菜〟メモ

かぼちゃ

かぼちゃは夏に収穫される野菜ですが冬まで保存が効くため、緑黄色野菜が少なくなる時期の貴重な栄養源として重宝されてきました。保存するとデンプンが糖化し、おいしさもアップするので、冬に食べるのは合理的でもあります。

実はかぼちゃの年間消費量の4割は輸入物。その半分は日本と気候が真逆の南半球のニュージーランドから輸入されています。ニュージーランドでのかぼちゃの生産とその輸入は、日本の商社が主導して1970年代から行われているそうです。冬から春は輸入物が増えるので、どんな国からきているのか注目してみるのも面白いかもしれませんね。

解説・吉田修也さん(okulu株式会社/京農園よしだ )

 

―次回は「小寒(しょうかん)」のおつまみレシピをお届けします

スポット情報

店舗名 まつは
住所 京都市中京区二条通富小路東入ル晴明町671
電話番号 075-231-7712
営業時間 10:00~17:00(LOは16:30) 
※17:00以降の利用については要相談。
電話やメールでお問い合わせください。

日曜・月曜休。都合により臨時休業、長期休暇あり
交通 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約6分
お問合せ先 matuhairoiro@gmail.com
ホームページ https://www.matsuha225.com/

地図

このページのURLをコピーする

@DigistyleKyotoをフォロー

ライター紹介

二条通「まつは」の二十四節気おつまみレシピ一覧

ライター:市野亜由美

京都をはじめ、あちこちのおいしいお店を訪ねるのが好きな人、です。それをいかせるレシピ記事はギフトのような仕事。お気に入りのお店「まつは」のお二人の協力を得て、簡単に作れて、ワクワクするような料理を紹介したいな…との数年来の夢が叶った昨年に続き、連載をお届けできて幸せです。記事中の写真も撮影しています。

▼最近書いた記事

京マガジンTOP ライター一覧

タグで探す京マガジン

京エコロジーセンター
深草いいトコ体感プロジェクト E-TOKO深草
世界遺産 下鴨神社の森を守る 糺の森財団
Digistyle kyoto magazine

RECOMMENDおすすめイベント

デジスタイル京都

閉じる