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2021.01.18

京都府による特設Webサイト「ワールドマスターズゲームズ 2021関西 京都府周遊ガイド」で、7つ目の周遊モデルコースが公開されました。

 

 

「ワールドマスターズゲームズ2021関西」に参加される方々に、ぜひ世界的な観光都市“京都市”からひと足のばして、「もうひとつの京都」を巡っていただきたい――。

この特設Webサイトでは、そんな思いから府内を「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」の4エリアに分け、特長あるテーマに沿った周遊モデルコースとして順次紹介されています。

 

 

「ワールドマスターズゲームズ2021関西」は新型コロナウイルス感染症の影響により、延期の方針が決定されましたが、日本をはじめ世界中の人々が笑顔で思い切りスポーツを楽しみつつ、安心して京都府内を観光いただける日に向けて、私たちも引き続き京都の魅力を発信していきたいと思います!

 

 

さて、ここで今回公開された周遊モデルコース「森の京都の歴史・伝統文化を巡る」について、少しご紹介しましょう。

 

エリアの中心は「森の京都」の亀岡市。

この地は古代より丹波における政治、産業の中心地として栄え、安土桃山時代には明智光秀によって丹波亀山城と城下町が築かれました。京都市に隣接し深く関わりながらも、独自の文化圏を形成してきた亀岡。

このコースではそんな亀岡の歴史と伝統文化にさまざまな角度から注目していきます。

 

出発はJR亀岡駅から。タクシーなどで西へ12kmほど進むと、緑豊かな里山の風景の中に「将大鍛刀場」が現れます。鍛刀とは、刀剣、特に日本刀を鍛造すること。「将大(まさひろ)」はこの鍛刀場を構える中西裕也さんの刀工としての名前です。

こちらで、小刀作りを体験します。精神を集中し、玉鋼に火を入れながら叩いては伸ばし、折り重ねてまた叩いて…と繰り返すうちに、段々と小刀に魂が宿っていくような神聖な気持ちになっていきます。

 

最近人気が高まっている“刀剣”。体験に来られる方は女性や若い方も多いそうですよ。

■刀工の中西さんの丁寧な指導で初心者でも安心です

 

その後、亀岡の特産品などを発信する展示・体験施設「森のステーションかめおか」へ。1階の「天然砥石館」は、亀岡産出の天然砥石をはじめ貴重な国内外の砥石などの見学や、包丁研ぎ、鰹節削りなど「研ぎ」の文化体験ができるユニークな博物館です。

 

■ユニークな展示で砥石に親しめる天然砥石館

 

2階の薬膳レストラン「おうち薬膳忘れな」では、地元食材に漢方の知恵をプラスした美味しい薬膳料理がいただけます。彩り豊かで目にもうれしく、心のこもった細やかな献立でホッとできますよ。

 

■「おうち薬膳忘れな」の季節の薬膳御膳

 

お腹がいっぱいになったところで、散策を兼ねて丹波亀山城跡の見学に向かいましょう。

 

16世紀末に明智光秀が築いた丹波亀山城は、豊臣・徳川政権時代には天下普請により当時最新の五重の天守閣を誇りました。明治時代の廃城令で取り壊されてしまいますが、現在は石垣などが修復されて、往時の雄姿に思いをはせることができます。

 

■天守石垣の下から1/3は築城当時の穴太積みが残っています

 

締めくくりは保津川下りで嵐山へ。その昔、丹波から都への水運を担っていた保津川のダイナミックな流れが体感できます。

 

■春夏秋冬それぞれに美しい景観が楽しめる保津川下り

 

【森の京都の歴史・伝統文化を巡る】

https://wmg-kyototourism.org/course/article_06.html

 

「JR関西ワイドエリアパスで巡る海の京都」も同時公開しています。
https://wmg-kyototourism.org/course/article_02.html

 

ワールドマスターズゲームズ2021 関西 京都府周遊ガイド<TOP>
https://wmg-kyototourism.org/

 

 

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