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2020.08.29

京都在住の外国の方に、「どうして京都へ⁉」「京都のどこが好き??」など京都尽くしのインタビューを実施し、異文化視点から京都の魅力を再発見することを試みるコーナー【YOUは何しに京都へ?】

 

第4回目のゲストは、オランダ人のJesse(ジェシー)さん。日本語堪能なゲームクリエイターです。

 

きっかけは、友人のすすめ

Jesseさんは、オランダのハールレムのご出身。

ハールレムは、園芸栽培で栄えていることから「花の街」と呼ばれるオランダの古都市で、オランダ政府観光局のブログでは「オランダの小京都」と紹介されています。高校卒業後すぐに、日本のアニメやゲームが好きな友人の勧めで一か月かけて日本を旅行した際に2日間立ち寄ったのが、Jesseさんにとっての初めての京都体験。その後オランダで大学在学中に、再び来日。途中韓国にも寄りながら、北海道から沖縄まで2か月かけて日本縦断旅行をされたそう。そして縁あって京都のゲーム会社で3か月のインターンシップにチャレンジ。

その間に「もっと京都に滞在したい」と思い、精華大学の交換留学制度を利用して京都滞在を延長。そのまま先のインターンシップ企業に就職されたそう。

 

 

美しい山と鴨川、京都の景色が大好き

美しく歴史ある街ハールレム出身のJesseさん。

「オランダは好きだけれど、小さい国なので世界を見てみたい。」といくつかの国に住んでみましたが、今は京都の暮らしがとても気に入っています。「オランダには山がないので、今でも山の見える京都の風景がとても好き。窓の外を眺めるたびに自分は今オランダではない国で暮らしているんだな、ということを実感しています。送り火の山に登ったこともあります」と語ってくれました。ハームレムと同じ古都の京都に住んでいますが、特別歴史的な場所でなくても魅力的に感じ「日本人があまり面白い、綺麗と思わないような家でも、とても興味を持てるし、昔の街並みだけでなくて今の現代的な日本の街並み、どちらも素敵だと思います。」と笑顔を見せてくれました。

また鴨川が大好きで、もし今の家から引っ越すとしたら、また川の近くがいいそう。とは言え、何が何でも京都にこだわっているのではなく「もし京都以外に住むなら札幌に興味がありますね」とも語ってくれました。

 

日本は食文化がとても豊か

日本に来て印象的だったのは食文化。

「オランダは、料理の文化があまり成熟していません。日本は各地域によって名物料理があることに驚きました。日本のお料理は盛り付けなどにもこだわっていていいなと思います。オランダと比較すると、外食もリーズナブルなので気軽に色々なお店にいくことができます」と話してくれました。そんなJesseさんのお気に入りのお店は、神宮丸太町駅近くに店を構える「平和的ごはんパドマ」。お肉、お魚、卵、乳製品などの動物性食品を避けた菜食料理をいただけるお店です。店主さんの揃えたアンティークの家具が映えるシノワズリな雰囲気に惹かれ、外国人のお客さんが多いレストラン。

Jesseさんは、店内の大きな窓を含めたお店の雰囲気に、どことなくオランダを思い出すそう。

 

 

日本の食文化の豊かさに感動し、京都暮らしに満足しているJesseさんですが、時折オランダのパンが恋しい気持ちになるそう。「日本のパン、特にコンビニやスーパーで売っているパンは、ふわふわで私にはとても甘く感じます。オランダでは主に色の濃いライ麦パンを食べていたので、日本のパンは、おやつのように感じることがありますね。京都では、フランスパンはよく見かけるけれど、好みのライ麦パンにはなかなか出会えません」とのこと。

 

 

細部にこだわる日本のモノづくりに刺激を

実はご両親がアーティスト、ご姉妹も映画製作に関わるなど、クリエイティブ一家で育ったJesseさん。普段のお仕事もゲームクリエイターですが、時には休日であってもゲーム製作をしています。常に何かを作っていたいタイプで、モノづくりのアイディアは、読書から。主に英語の本を読むことが多いとのことですが、日本語の本を読んで時間を過ごすことも。「日本のゲームやアニメの人気の秘密は、細かなところまでこだわられているから」と分析します。常に多方面に興味・関心を持ち知識を得ていくその姿勢は、まさにクリエイターそのものですね。

Information
店舗・施設名 平和的ごはんパドマ
住所 京都市左京区下堤町82 恵美須ビル二階
電話番号 075-708-7707
交通 京阪神宮丸太町2番出口南側、自転車駐輪場の奥つきあたり、左手の自動扉からビルに入り、エレベーターで2階へ。
ホームページ http://padmazenfood.com/

Writerみやはら由惟

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Writerみやはら由惟

京都在住のフリーライター・編集者。
約6年間の東南アジア生活を経て本帰国。異国の地で日本を感じるポイントに出会える度に嬉しかった気持ちが忘れられず、今は京都の中の異国を探す日々。
目指すは、美味しいもの・人との出会いを通して、京都の中で世界一周旅行!

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