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二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~

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第9回 〝立秋(りっしゅう)〟に「茄子と帆立のカナッペとじゅんさいの蜜かけ」を

2020/08/15

京都の御所南エリアにある「まつは」は、西村めぐみさん、由香さん姉妹が営む町家カフェ。ほっこりと落ち着ける店内で、旬の食材を使ったごはんがいただけると人気です。現在、お店はリニューアル工事中ですが、お二人のアイデアとセンスが詰まったお料理を自宅で堪能できるレシピをお届けします。この日は大きなお皿を持って、近くの京都市役所の中庭へ。この場所は、めぐみさんがお子さんとのお出かけの途中で、時おり休憩に使う場所でもあります。

 

 

今回、まず紹介するのは、露地もののナスを使った一品。とろける食感のペーストは、ベーカリー「Walder(ワルダー)」(中京区麩屋町通六角下ル)のドイツパンに合わせます。「今日の気分で、むちっとした食感の、香り高いパンを選びましたが、バゲットやクラッカーなどでも」(由香さん)。

もうひとつは、ちょっと意外性のある一品です。ふだん酢醤油などをかけていただくことが多いジュンサイを甘くするのは、めぐみさんが、とあるエッセイで知った食べ方なのだとか。

「タイトルは忘れてしまいましたが、京都に育った著者の折々の生活の記憶を描いた本の一節がとても印象深くて。著者の少女時代、氷を入れて冷やすような旧式の冷蔵庫にお母さんが、前夜からお砂糖をまぶしたジュンサイを冷やしておいてくれたというんです。暑い朝、よく冷えて甘い透明なジュンサイをいただく嬉しさを描いた文章に感銘を受けました」。そのイメージをもとに、初夏から夏の終わりごろまでが旬のジュンサイを、みずみずしい夏の甘味に仕立てたといいます。

 

今年の〝立秋〟は87

 

〝立秋〟は二十四節気では第13節目。今年は8月7日で、期間的には8月23日の〝処暑(しょしょ)〟までを指します。立春からちょうど半年が経過し、立秋から立冬の前日までが暦の上では秋ですが、日中はまだ暑さが厳しく、一年で最も気温が高くなるころでもあります。「お盆を迎えるこの時期、残暑は厳しいけれど一息ついて、ほっとしてもらえるようなものを、と考えました。塩気のきいたカナッペと、ひんやりと冷たい小さな一品の組み合わせを、朝や夕方に楽しんでもらえたらと思います」と、めぐみさんが言えば、由香さんが「ワインを合わせるなら、白かロゼ。泡でも、いいですね」とにっこり。さすがのコンビネーションです。

 

 

>さぁ、お待ちかね。レシピをどうぞ

スポット情報

店舗名 まつは
住所 京都市中京区二条通富小路東入ル晴明町671
電話番号 075-231-7712
営業時間 10:00~17:00(LOは16:30) ※17:00以降の利用については要相談。電話やメール(matuhairoiro@gmail.com)でお問い合わせください。
【日曜・月曜休。都合により臨時休業、長期休暇あり】
交通 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約6分
ホームページ https://www.matsuha225.com/

地図

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ライター紹介

二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~一覧

まつは西村めぐみ(姉)、西村由香(妹)

ライター:市野亜由美

京都のおいしいお店を訪ねるのが好きなライター。レシピ記事が得意。 今回は、自身のお気に入りのお店「まつは」の西村めぐみさん(写真向かって右側・姉)、西村由香さん(同左側・妹)の協力を得て、簡単に作れて、ワクワクするようなレシピを連載する夢が叶いました。 「お茶をするのも、お酒を飲むのも、ぼーっと過ごすのも好き」という西村姉妹が切り盛りする同店は、2020年2月で6周年。良い塩梅(あんばい)に、かしこまり過ぎず、丁寧につくられた食事やスイーツ、おつまみにファン多数。

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