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【嵐電】嵐山の人気者と愛の逃避行となるか否かの晩秋旅情

2019/11/14

紅葉の季節となりました。

ようこそ、おおきに。椿屋劇場支配人こと、ライター椿屋です。

みなさん、京都お好きですか? 電車、お好きですか?

 

鉄にもいろいろあれども、わたくしにとって電車は人間観察の絶好の場。まあ、時折、睡魔からの誘惑のささやきに負けて、極上のゆりかごと化しますが……。

とはいえ、魅力的なのは車窓からの景色。趣きある駅舎の佇まい。中でも、バス路線がまちを網羅する京都において路面電車として活躍する「嵐電」は、100年を超える歴史を持ち、沿線には世界遺産をはじめとする有名社寺が数多あることでも知られています。

 

 

実はわたくし、ほんの10年ほど前に教えていた大学のゼミの打ち上げにて、嵐電を借り切ったことがございます。

クーラーボックスに詰めたドリンクを持ち込む学生を横目に、北野白梅町の改札前で宅配ピザを受け取ったのは、いまとなっては忘れられぬ思い出です。

嗚呼、アオハル!!

 

2019年5月に京都シネマで公開された映画『嵐電』(鈴木卓爾監督・井浦新主演)は、その名のとおり、丸ごと嵐電が舞台。写真の御室仁和寺駅前も物語の重要なシーンで使われていますし、オープニングとエンディングで印象的に登場する龍安寺駅のほか、西大路三条駅、西院駅、太秦広隆寺駅……などなど、沿線の各駅にて撮影が行われました。

以前にも、松竹×立命館大学×京都府による産学官連携プロジェクトの一環として、山田洋次監督の指導の下で製作された『京都太秦物語』(2010年公開)で各所がロケ地に。『天使の卵』(2006年公開)や、NHK朝の連続テレビ小説「オードリー」にも登場しています。

 

映画のノベライズ本「小説 嵐電」を読了し、向かったのは……これからの季節、紅葉でにぎわう景勝地・嵐山。

嵐電嵐山駅は「はんなりほっこりスクエア」という集いの場としても人気で、竹林を思わせる友禅のポール「キモノフォレスト」が美しい光を放つ中、たくさんの土産物店が軒を連ねています。

そんなすてきなデートスポットで待ち合わせたのが……

月橋渡氏♡♡♡

 

嵐山を好きになってもらうために生まれた彼は、1180歳のお兄様。

色白なのがチャームポイントのすてきな殿方でございます。熱烈ラブサインを送り、ちょっとばかり伝手をたどりまして、今回の「嵐電deラブラブランデブー」と相成りました。

最初の逢引が嵐電なんて、す・て・き!! しかも渡氏、なんとこの日が嵐電初乗車! 

1000年以上の人生での「はじめて」をわたくしと過ごしていただけるとは、光栄の極みでございます。

 

 

向かったのは、芸能・芸術のご利益で有名な「車折神社

 

車折神社駅は、ホームからすでに朱の意匠。駅に降り立ったら、目の前が鳥居です。

 

ふたり並んで鳥居をくぐり、進んでいきますと――

 

 

参道を進むに従って、静寂さが増し、清らかな空気に包まれていきます。

 

 

仲良く並んでのお詣り♪ ここ車折神社は、学芸だけではなく金運や良縁にもご利益があるといわれているので、(もっと売れたいもっと稼ぎたい!という俗世の欲にまみれた願いをぐっと飲み込み……)渡氏とのご縁を願わずにはいられません! な~に~と~ぞ~!!

 

 

境内には、これでもか!という数の朱の玉垣がずら~り。ついつい知った名前を探してしまうミーハー心(笑)

 

 

MAXテンションが上がったのは、麦わらの一味 byワンピース☆の一角!!!

こちらの玉垣、奉納料は1枚13,000円(掲載期間2年)。字体統一のため担当職員さんがおひとりで書いてらっしゃるので、掲載まで2か月前後かかるのはご理解のほどを。

 

車折神社を後にして、一路、帷子ノ辻駅へ。

ここは嵐山線と北野線の乗り継ぎ駅で、映画『嵐電』でも印象的なシーンに使われています。

さあ、記念写真を!

ちょっと距離も縮まってきていいかんじちゃうの~と浮き立つ心で渡氏にいろいろお話を聞いてみたり。

 

ふだんの暮らしぶりは、「すいません。。。」の口癖でつぶやかれるTwitterで見られます。今夏には「月橋渡くん音頭」が完成し、現在、踊ってみたキャンペーンを開催中!(11月30日〆切)

みんなで踊ってSNSでシェアすれば、最優秀賞として嵐山の有名料亭お食事券5万円分が当たるという太っ腹企画です!! ぜひ挑戦してみてくださいませ。

 

そして行き着いた、駅の地下。

 

改札はなし。もちろん、無人。

 

 

昔の券売機の名残もご覧のとおり。

 

 

いまでも誰も書かなくなった伝言板もひっそりと息をひそめるように掛かっております。時代の流れや老朽化に逆らえず、地下改札は消え去りましたが、いまなお一方通行の入り口として回転ドアは健在です。長らく人々に愛されてきて、日々の生活においてだけでなく、映像の世界でも活躍している場所で、移りゆくものへの懐古を胸に渡氏との未来を夢見ていたわたくし。

 

気づけば、渡氏がシャッターの向こう側に!

あらいやだ、まだ次回のお約束を取り付けておりませんのに! え? 「京都・嵐山花灯路」では毎晩嵐山にいらっしゃる? あら、そんなつれないことをおっしゃらないで~~~!

 

ちょっと~! 待ってってば~!!!

スポット情報

店舗名 嵐電沿線
住所 京都市内
交通 嵐電各駅
ホームページ https://randen.keifuku.co.jp/

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ライター紹介

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山田涼子

ライター:椿屋 山田涼子

仮想現実的映画館「椿屋劇場」の支配人。 年間200本以上の作品を映画館で観るシネマ好き。加えて、原作となる漫画や小説、テレビドラマや深夜アニメまでをも網羅する。

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