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生き物への感謝を伝える 知恩院の「放生会(ほうじょうえ)」

2019/10/15

こんにちは。マツモトです。

 

涼しくなりましたね。

このところ食欲が右肩上がりです。
柿やクリといった秋ならではの果実や、
高温の夏は食べづらかったチョコレートも、そろそろ溶けなくなって、おいしい。
濃厚なあじわいを、秋は欲します。

 

しかし今年はまだサンマを口にしておりません。

今年もやはり不漁のサンマは、京都でも少々、プライスお高め。
サンマ不漁と聞くと気候の変化が気になります。が、やっぱり脂の乗ったサンマ、食べたーい。

 

と、己の食欲を誇示していてはイケマセン。
本日お邪魔したのは、知恩院さんの「放生会(ほうじょうえ)」。
“放生”とは、「不殺生戒」の教えに基づき、捕らえられた鳥や魚などの生き物を、解放して供養すること。

生きとし生けるものには“いのち”があり、私たち人間は、ほかの生きもの“いのち”をいただいて生きています。この法会は、いただいた“いのち”に感謝して供養するとともに、いたずらに他のいのちを奪わないことを教えてくれるご供養なのです。
食い意地をひけらかしてる場合じゃ、ないですね・・・。

 

さて、それでは知恩院の放生会に早速行ってみましょう。

 

御影堂の西に位置する阿弥陀堂で、法要が始まりました。

 

■法要の様子。厳かな雰囲気。

 

知恩院の「放生会」に、ことしは新しいことがありました。

本年度は、近隣地域や社会により広く発信するため、また来春の国宝御影堂落慶法要のおまちうけとして開催したのです。

古川町、祇園、祇園縄手繁栄会と、近隣の3商店街の方々にもご協力をいただいています。

 

法要が終わりに近づくころ、祇園四条から知恩院の門前を歩いてきた御練りの一行が到着しました。
「御練り」には本日の法要を多くの方にお披露目する、という意味もあります。

■ 「御練り」一行には楽人たちの姿も。雅楽を演奏しながら、にぎやかに知恩院に戻ってきました。

 

御練りのご一行は法要のご一行と合流し、こののち、放生を行う古門前橋まで再び御練りしました。


古門前橋に到着すると、いよいよ放生のはじまりです。
今日は地元の華頂短期大学付属幼稚園の園児と、京都文教短期大学付属小学校2年生の生徒さんが白川に放生を行いました。

 

■幼稚園の子は保護者の方と一緒に、小さな桶に入った魚(ニゴイやウグイ、ヨシノボリなどだそうです)を放します。

 

放生会では、魚を放した後、小さな子たちが嬉しそうにしている様子が印象的でした。
こうした体験をすることで、幼いうちから“いのち”を大切にするこころを、少しずつ育てるんですね。

 

■そして放生の締めくくりに、阿弥陀堂での法要の場にいた魚たちも放しました。

 

今日は、その場に居合わせた、たくさんの外国人旅行者の方も法要に参加されたり、放生を見物れたりしていました。この行事、海外ではどんなふうに説明されるのでしょう?
他の国にも、同じような法要や宗教行事はあるのかな。

どんな国や地域の方でもウェルカムという知恩院さん。
そうしたオープンな気持ちも、法会をこのおおらかで豊かなものにしている気がしました。

スポット情報

店舗名 浄土宗総本山 知恩院
住所 京都市東山区林下町400
電話番号 075-531-2111(代)
営業時間 拝観情報をご確認ください。
https://www.chion-in.or.jp/guide/
交通 交通アクセスをご確認ください。
https://www.chion-in.or.jp/guide/access.php
お問合せ先 075-531-2111(代)
ホームページ https://www.chion-in.or.jp/

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