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京のおいしい手しごとめぐり

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“へんこに良いものだけ” 京都に根ざした人情味溢れる、ほんまもんのごま油【山田製油】

2018/05/02

こだわりの素材と品質管理◎1番おいしい時に届けていく

 

桂本店には、炒りごまやごま油以外の加工工場もがあります。

ごまらぁ油の香りが香ばしいごま工場も一緒に見学させてもらいました。

 

ご案内してくれたのは、入社3年目のごま職人の曽我さん。身長187㎝の曽我さん。ごまの機械が小さく見えてしまう程とってもコンパクトな機械たち。

 

“作ろうとしている味にしようと思うと、小ロットじゃないとできないんです。煎ごまのあの味を出そうとして大きい焙煎窯で作ってしまうと、掻き出している最中ですぐ熱がかかってしまう。もう10秒ぐらいですぐ変わるので、すぐに掻き出せる量というのがこのサイズの量なので、この焙煎窯を使っています。”

 

山田製油の焙煎ごまは、あえて均一に焙煎しません。均一にしようと思えばいくらでも出来ることだけれど、それだと味が単調になってしまって深みがなくなるそう。均一にすることの方が難しいと思っていましたが、色んな個性があってこそバランスが良くなるなんてとっても奥深い世界。

 


擦りごまで使っている石臼機。石臼を使って擦りごまを作っているのは珍しいのだそう。ちょうど作業が終わっていた時だったので、なかなか見れない石臼の中身が見られちゃいました◎

 

こちらの加工工場では、充填機もあり煎りたての新鮮で香り高いものをすぐに出荷や販売できるようにしているそうで店頭で販売しているのはいつも新鮮で出来立ての商品なんだそうです。

 

二階にある工場では、店頭販売しているスイーツやごまらぁ油などの加工品と製品シールラベル貼りなど出荷前作業が行われていました。

ちょうど、ごまクッキーを作られている真っ最中でした。

 

店頭で販売している無添加、手作りお菓子たち◎

 

全てのお菓子は、無添加で動物性のものを一切使わず、なんとグルテンフリーにこだわって作られています。動物性やグルテンが入っていないのでアレルギーを持っているお子様でも安心して食べることが出来ます。

 

3台並んで稼働していた練りごま機。

 

練りごまは、石臼を二段階でゆっくりと。熱を加えることで味が変わってしまうので、出来るだけゆっくり摩擦熱を出さないように仕上げています。1時間で出来るのはたったの300gほど。

味見させていただきましたが、とっても滑らかで甘みが強いことにびっくり。

優しいナッツのような香りが山田製油さんの特徴なんだそうです。

 

ねりごまは金ごま(白ごま)と黒ごまの2種類。

 

ゴマは表皮が硬いのでそのままだと消化されずに出ていってしまうことも。練ってあげることによって吸収しやすくなるので、ごまは練りごまの状態が1番栄養を吸収できるそうです。

味と色の違いと思いきや、この2種類は栄養成分がちょっと違うようです。黒ごまを食べた時に感じるえぐみのようなものはポリフェノールだそうで、黒ごまの方がポリフェノールの栄養価が高く美容効果とアンチエイジング効果も期待できるそう。。アンチエイジング!

 

ごまというと不飽和脂肪酸のイメージが強いですが、それだけでなくミネラル分が豊富でカリウムやリン酸などもあり美容にとっても◎それだけでなく、葉酸もカルシウムもあるので妊娠中の方や貧血の方にもオススメなど、なんともいいことづくしなごま!

ただ、ちょっと食べ過ぎてしまうとお腹がゆるくなる心配もあるのでお肌にいいからと取り過ぎは禁物ですよ。

 

店内の奥では、台湾に出荷する予定の台湾版表記のごまらぁ油のラベル張りをされていました。一つ一つ丁寧に貼ってらっしゃるのが商品に対しての愛着を感じますね◎

 

 

 

その横にちょっと見慣れない機械がありました。
お伺いすると、なんとこちらは放射能測定機。

こじんまりとしているのに1トンの重量。

 

加工品でお野菜を使っている山田製油さん。日本で作られた原料や野菜は放射能検査もしているそうです。世界で一番低い放射能基準であるドイツの基準以下で測っており、検出されなかったものだけ使っているそうです。

また、工場のために使用するのではなく希望者がいれば無料で自宅のものを図っていただけるそうです。

 

「うちは本当に味重視なんです。効率より、何よりも味!」と曽我さん。終始、笑顔で自信を持って商品について説明してくださる姿勢が会社を大事にしているんだなと物語っていました。社員の皆さんが、どんな時も味を1番に考えている。山田さんの思いは会社全体に染み渡っているんだなと感じました。

 

山田製油の商品にはいたるところに「へんこ」という文字があります。

 

へんことは偏屈者の意味。昔から他の人とはちょっと違う変わったことをしたくなるタイプの人間だったという山田さん。良いものに対しての真っ直ぐで頑固な気持ちと、それを楽しんで貫かれているのがとっても印象的でした。

そして、どこまでも人や物事に対して平等で接してとてもフラットな感覚を持っている。

当たり前に”良い”と思うことだけするというのが、時にとても難しいことがあると思います。

どこか社会に対して肩肘張ってしまうこともありますが、山田さんの真っ直ぐな言葉たちは「あぁ、安心して良いんだな」とほっと一息つけるような気持ちになりました。

ぜひ、山田製油さんの商品を見かけたら手にとってみてくださいね。きっと心にもおいしい栄養が染み込んでゆきますよ。

 

スポット情報

店舗名 山田製油
住所 京都市西京区桂巽町四番地
電話番号 075-394-3276
営業時間 桂本店:10:00~19:00(年始休み)
交通 京阪桂駅より徒歩約10分
ホームページ http://www.henko.co.jp/

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