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【八瀬比叡山口駅】古来人々が喧騒から逃れ養生に訪れた緑あふれる避暑地「八瀬」

2018/04/29

八瀬比叡山口駅は、叡山電車叡山本線の終着駅。比叡山への西の入り口です。

実は開業以来、駅名が「八瀬」→「八瀬遊園」→「八瀬比叡山口」と名前が変わっています。

その昔、「八瀬遊園」という遊園地があったそうですが、現在、リゾート施設などになっています。筆者が初めて「八瀬比叡山口駅」に立ち寄ったのは、比叡山に登山したとき。修学院の登山口から登り始めたのですが、山慣れしている夫に比べて、運動不足の筆者、登山中に腰痛になり下山が困難と判断し、帰りはロープウェーとケーブルで八瀬比叡山口駅に戻ってきたのが、この駅との出会いでした。

 

8年ほど前まだ大阪在住のころ、八瀬比叡山口駅のすぐ近くを車で通り越して、大原にあるハーブ研究家のベニシアさんの取材に二年間通っていたのですが、八瀬の雰囲気が気になりつつも2時間のロングインタビューの仕事ですので立ち寄ることはなかったのです。

 

「やせ」と右から書かれた駅名標。関西人としては左から読んで「せや、せや」と反応しちゃいそうですが、やはりこの前で撮影する人が多いのだそう。

 

今まで知らなかったことを後悔するほど、この駅に一度訪れるとこの不思議な魅力を感じます。電車で訪れると、出町柳駅から始まったなんでもない住宅だらけの街並みのはずが、この駅に着く数分手前から、がらりと空気感が変わるのです。

 

 

■叡山電車叡山本線に、この春「HIEI(ひえい)」誕生!

 

さて、そんな八瀬比叡山口駅へと、さらに心を向かわせてくれる新しい車両が、この春、登場したことをご存じでしょうか。鉄分多めの方はすでに乗車されてると思いますが、その名も「HIEI(ひえい)」。2018年3月21日にお目見えしたばかりです。

 

楕円をモチーフにした斬新なデザインが特徴で、40分に1本だけ出町柳駅〜八瀬比叡山口駅間を走っています。

 

HIEI(ひえい)についてお話を伺いながら、出町柳駅から一緒に乗車させていただくことになりました。教えてくださるのは、叡山電鉄株式会社鉄道部営業課の福村哲也さん。とても感じいいでしょう?

 

藤嶋:『ひえい』は『きらら』以来の新型車両ですか?

福村さん(以下敬称略):「きらら」のように新型車両というわけではなく、旧型車両をリニューアルしたものです。

藤嶋:では「ノスタルジック731」と同じようなものなのでしょうか?

福村:はい、そうなんです。

藤嶋:なぜ「楕円」のモチーフなのですか?

福村:「比叡山」「鞍馬山」の持つ、荘厳で神秘的なイメージを楕円というモチーフで表現しました。個人的にも、この楕円形の窓から見る景色は、これまでとはまた違った見え方だと感じますね。室内灯がダウンライトで落ち着いた感じがするのもめずらしいかもしれません。

 

 

「HIEI(ひえい)」のリーフレットによれば、

 

———

荘厳で神聖な空気感や深淵な歴史、木漏れ日や静寂な空間から感じる大地の気やパワーなど「神秘的な雰囲気」や「時空を超えたダイナミズム」といったイメージを「楕円」というモチーフで大胆に表現している

———

 

ということだそうです。心なしか、ドアの開閉音も静かになっています。世代的なものもありますが、筆者は「銀河鉄道999」を思い出しました。

 

藤嶋:大きく変わった点はありますか?

福村:シートですね。バケットシートで、一人ひとり座っていただけますし心地いいですよ。

藤嶋:普通列車では珍しいですよね。「HIEI(ひえい)」は、すでに人気ですか?

福村:はい、おかげさまで「HIEI(ひえい)」に乗るために40分待つ方もいらっしゃいます。通勤の方からは、「通勤でこんな贅沢していいのかなと思います」と言われることもありますね(笑)。

 

 

中央立ち席にも大きな楕円の窓。ドアと勘違いしてしまいそうです。

 

室内灯がダウンライトっていうのが、また、おしゃれですよね。やさしい光で落ち着きます。

 

暗くて少しわかりにくいのですが、運転席がかなり中央よりなのがわかります。楕円で運転しにくいのでは?という心配は無用でした。見晴らし良さそうです! 計器などは古いまま、デジタルとアナログの合わせ技?

 

どうせ八瀬比叡山口駅に向かうなら「HIEI(ひえい)」に乗りたい!という方は、叡山電車のホームページに時刻表があり確認できますので、ぜひタイミングを合わせて乗ってみてくださいね。火曜日は運行していませんので、ご注意ください。

八瀬比叡山口発の「ひえい」の時刻表は駅にもあります。筆者は往路もタイミングよく「HIEI(ひえい)」に乗れました! 鞍馬線には「ひえい」の車両は走っていません。叡山本線「八瀬比叡山口行き」のみですよ〜。

 

【鉄道会社のデータ】

 

・叡山電車

https://eizandensha.co.jp/

 

叡山電車「HIEI(ひえい)」

https://eizandensha.co.jp/hiei/

 

 

>この季節ならではの「青もみじ」を愛でに、瑠璃光院へ。

スポット情報

店舗名 八瀬比叡山口駅
住所 京都市左京区八瀬野瀬町113
電話番号 無人駅のためありません
ホームページ https://eizandensha.co.jp/guide/station/yase-hieizanguchi.html

地図

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ライター紹介

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ひじり藤嶋

ライター:藤嶋ひじり

編集者・ライター・恋愛コラムニスト。洛北と叡山電車を愛する3姉妹の母。子ども時代から鉄分多め。区画整備された新興住宅地育ちで、山々に囲まれた洛北に憧れ移住。

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