こんにちは!最近本格的な中華鍋が欲しくなってきた古田です。
さて、今回のお店は、雲南省の料理を提供する、三条京阪駅近くの昆明さんです。
まず、雲南省とは・・・
地図で見るとこのあたりです。
ベトナム、ラオス、ミャンマーに隣接する中国でも南の方の国境地帯。イメージは一年中お花畑の気候です。
筆者もまだ訪れた事のない場所ですが、以前からたいへん興味がある地域です。
さて、お店ですが三条京阪というと、京都に住む方なら一度は待ち合わせに使った高山彦九郎の通称「土下座像」の近くにあります。
学生時代を思い出します。
ここから三条通りを東へ向かい一筋目を北へ。
ますや旅館さんの小道に入ります。
看板はこのような感じ。書体に中国感が出ています。期待大!
お店は半地下になっていて、入り口にもしっかりとメニューが貼られています。
店内はたいへん綺麗で、簡単な宴会ができるほどのスペースです。
早速乾杯とともにオーダー。
まずは、『雲南春巻』。皮が卵でできていて肉入り。珍しい触感と味わいです。付けスパイスにはクミンが効いています。あっさり味で美味。
続いて『青梗菜炒め』。こちらもほんのり生姜の塩味。きのこもたっぷり入っています。
そうそう、本場はキノコ天国。マツタケも安価でたくさん食べれるとか。
お次は『牛肉のせいろ蒸し』。肉が片栗粉でコーティングされていて、これがゴマだれソースと合います。ちょっとご飯が欲しくなりました。
3品並ぶ図。
最後は、お店の名前にもなっている雲南省昆明の名物『地鶏の田七人参蒸し』。
こちら小サイズですが、二人で十分な量です。そして、この器がたいへん変わっています。
中には鶏肉がどっさりと、もちろん田七人参が入っていました。
薬膳スープの優しい味に、たいへん癒されました。
中華というとこってり濃い味の印象が強いのですが、本日食べた料理は全てあっさり。たまにはこのようなメニューも良いですね。
また、こちらのお店たいへんお酒も充実しております。
もちろん、四川省に近い雲南省料理だけに、四川の辛い料理も提供されています。
隠れ家的な昆明さん、一度訪れてみてはいかがでしょうか?