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こんにちは。願い事が尽きない、デジスタイル京都スタッフのタムラです。
「だるま」と聞くと、選挙ニュースで候補者がだるまに片目を入れる真っ赤なだるま―を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
しかし今回ご紹介するのは、そんな常識を静かに裏切る、新しい「だるま」。
京友禅の技術をデニム生地に融合させたブランド「京都デニム」から誕生したと聞き、さっそく伺ってきました。
京友禅の手仕事をデニムに重ねる「京都デニム」が、2026年3月23日に発売したのは、《祈願しないだるま》。
その名も「京都デニムだるま」です。
空間に静かに佇むことを前提にデザインされており、
目は入れない、願いごとも託さない。
従来のだるまとは異なる、新しい存在です。
サイズは、ミニ・レギュラー・グランデの3種類。
従来のだるまは、願掛けや目標達成の象徴として親しまれてきました。
一方で近年は、贈り物においても「意味を強く押しつけない」ことを大切にする人が増えています。
何かを強く願うための存在ではなく、
ただそこに在ることで、気持ちを整えたり、節目を感じたりする存在。
「何を願うか」ではなく、「どう在りたいか」を、そっと問いかけてくれるような佇まい。
インテリアに自然と溶け込み、
置く人の暮らしや空間に、静かな余白をつくるだるまです。
制作を手がけるのは、江戸時代から続く京友禅染工房の家系に生まれ、現在アーティストとしてこの『京都デニムだるま』を手掛ける桑山豊章さん。
そして企画を担当されている宮本和友さんです。
大学時代からの親友であるお二人は気さくに意見交換できる関係。その距離感が、「京都デニム」というブランドにも反映されているように感じました。
「京都デニムだるま」には、高級な着物などにも用いられる金彩友禅の技法が取り入れられています。
模様はすべて職人の手作業によるもの。
だるまの表情、金彩の入り方、光の加減による見え方―
手に取るたびに少しずつ違う表情を見せ、時間とともに関係性が深まっていく。
それもまた、この「京都デニムだるま」の魅力です。
京都デニムだるまは、個人向けだけでなく、法人ギフトとしても最適。
開業祝いで定番の胡蝶蘭や観葉植物に代わる、
少し記憶に残る贈り物としても使えそうです。
海外のお客様からは、職人の手仕事で生まれることそのものに価値を見いだす声も多い。
また、「日本の伝統工芸 × デニム」という組み合わせは、訪日外国人にも伝わりやすく、
インスタグラムをきっかけに訪れる方も多いのだとか。
「だるまの意味を知らない外国の方には難しいのでは?」という疑問もありますが、
意味を限定しないからこそ、受け取る人それぞれの解釈に委ねられる。
多様な価値観に寄り添う、今の時代らしいギフトですね。
着物文化の縮小により、京友禅の技術を活かす機会は年々減少しています。
京都デニムは、その貴重な技術を、デニムという現代的な素材と結びつけ、
「良いもの」として後世へ伝えていく役割を担っているように感じます。
今回の「だるま」も、その延長線上にある取り組み。
形を変えながら、無理のないかたちで次の世代へとつないでいく。
京都のものづくりの、ひとつの現在地が、ここにあるような気がしました。
京友禅と同じ技法で、京都デニムが作られるアトリエ。
祈らない、願わない。
それでも、そばに置いておきたくなる存在。
「京都デニムだるま」は、そんな静かな魅力を持った工芸品のように感じました。
今回お話を伺った桑山さん(左)と宮本さん(右)
| 店舗・施設名 | 京都デニム直営店 – SHOWROOM |
|---|---|
| 住所 | 京都市下京区小稲荷町79−3 |
| 電話番号 | 075-352-1053 |
| 営業時間 | 9:00 〜 19:00 |
| 交通 | 京都駅から徒歩約5分 |
| お問合せ先 | ※「京都デニムだるま」は直営店もしくはオンラインショップで販売中 |
| ホームページ | https://kyoto-denim.com/ |
Writerデジスタイル京都スタッフ
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Writerデジスタイル京都スタッフ
タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
X:@digistylekyoto
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