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脂の乗った鯖の旨さにビックリ!「炭焼やないの」で海鮮串焼と日本酒を楽しむ!

2020/12/07

こんにちは、ふじまつです。

最近、改めて「ひとりで気軽に飲みに行けるカウンターで楽しめるお店ってない?」というご質問をよくいただきます。

今年はなかなか大人数で忘年会!は難しいかもしれませんが、やっぱり美味しい酒とともに一年を振り返りたいし、「ひとり忘年会」や「サシ飲み忘年会」なんて過ごし方も増えるかもしれませんね。

そんな時に活躍するのがカウンターがメインのお店ですが、今回ご紹介するのはこの11月、裏寺町エリアにオープンした「炭焼 やないの」さん。

■「柳猪」の暖簾がかかるお店

 

こちらは、柳小路で人気の炭火焼鳥「おこし」の姉妹店になります。

 

■1階はこんな感じのカウンター。

 

「おこし」で勤務されていた石井さんと内座さんがこちらのお店に移籍されて営まれています。

カウンターで、目の前で料理を見ながらお酒を楽しむのが、たまらんのですよね。

そして料理。「おこし」鶏がメインですが、こちらは海鮮!

■目の前には丁寧に串打ちされた食材が並びます。

 

これだけでテンション上がるわあ~!

 

さて、まずは一品目。おすすめを聞いてみると。

「やないのではやっぱり海鮮を楽しんでいただきたい!一品目から、サバを使ったサマカロニラダはどうでしょう。大人気ですよ!」

ほ~、サバを使ったサラダとな!?

 

と、まず登場したのはこちら!

■鯖の燻製マカロニサラダ(450円) & キンミヤソーダ割り(450円)

 

なるほど、燻製ね!!

「ただの燻製ではなく、その前に昆布〆してるんです」とのこと。

 

 

なるほど。

これは、止まらない!

丁寧に昆布〆してあるので、その旨味がすごい。

一緒に入っているゆで卵も燻製されてる。

さらに、食感とちょっとした酸味を感じるのはガリか!手ぇかかってるわ~~。確かに一品目にぴったり。

いきなりキンミヤ焼酎が進んでしまうやん!!

 

「おこしでは<かしわ>が名物食材ですが、こちらでは<鯖>を看板にしていきたいと思ってまして、串焼きはもちろん、こうやってサラダにも加えてみました。どう使ったら美味しいのか?試行錯誤しながらたどり着いたのがこのマカロニサラダなんです。」

これは名物になるよ。間違いない!お惣菜で持って帰りたいもん!!

 

こうなると、やっぱりその鯖を串焼きでもいただきたいね。

 

あ、ちょっと焼く前に見せて!!

■肉厚のサバ。美しい断面やね~!

 

きずしにもできるような新鮮な鯖を吟味して仕入れられてるそうで、これは期待が高まります。

 

■目の前で焼いてもらうのを待つというのも、カウンター飲みの醍醐味。

 

焼いてる間に「海鮮の串焼き」の魅力を聞いてみると

「やっぱり、旬の魚を選んで一番おいしいタイミングでご提供できるところですかね。来てもらう季節ごとに、その時のオススメを食べてもらえるので」

とのこと。

なるほど、確かに魚で季節を感じること、多いよね。

串焼きはもちろん。お造りもあるのでシーズンごとに楽しめそうだ。

 

なんて話をしていると、やってきました!

■脂の乗った鯖の串焼き(350円)!!

 

これは見るだけでも美味しさ伝わりますね。うん。

焼いてる時から、脂が落ちるたびにめちゃめちゃいい香りがしてたけど、口に入れると分かる、抜群の旨味。これも丁寧な昆布〆が醸し出してるんですね。

魚の皮を絶妙な焼き加減で仕上げるのって難しそうですが、ほのかな香ばしさを感じさせるこの焼き具合がまた最高。

鯖、間違いなく名物になるわ!!

そして、串にさしてある魚、とても食べやすくていいね!と実感。

 

■合わせるお酒は板倉酒造さんの無窮天穏『天雲』生もと純米吟醸(1000円)

 

余韻が楽しめる生もと造りのお酒は、熱燗もおすすめです。

鯖との組み合わせもバッチリでした。

 

いや~、いいね。

もう一品焼いてもらおうかな。

 

そうやな~、さっきケースに入っていた車エビにしようかな。

「朝まで生きてたエビで、串打ちが大変でした 笑」

ほ~、新鮮な車エビ、しかといただきましょうか!

 

■エビの香りが漂ってきます。五感で楽しめるわ~

 

この焼き時間に気になったことをもうひとつ聞いてみよう。

「やないの」って、変わった名前やけど、由来は何なの???

「京都弁の『いいやないの~』というポジティブな言葉を店名にしたんです。」

なるほど。

「でも、もうひとつ意味がありまして。『おこし』は柳小路にあるお店ですが、このお店は柳小路を北に出たところにあります。そして、僕らふたりは亥年生まれなんです。で、小路から飛び出してきたって意味もあって、暖簾には「柳猪」って綴ってます 笑」

■そういうことね!

 

やっぱり店名の由来を聞くのっておもしろいわ~!

お、そんな話をしていたら焼き上がりましたね!

 

■ビッグサイズの車エビ(200円)!味付けは塩のみです。

 

頭からガブリ!

「うまい!!!」

焼き加減が抜群なので殻から旨い。

ミソの美味しさも感じながら、身にたどり着くという「ひと串で味チェン三昧」の車エビです。

 

もちろん、欠かせない相棒はお酒ですね!

合わせたのはこれまた島根の玉櫻酒造さんの「玉櫻」(800円)。

コクのあるお酒で、米の力強い旨味を感じることができる日本酒です。

好みを伝えると、ベストなお酒を提案してもらえるのもこのお店の魅力です。

 

このあと、いろいろ串をいただきましたがどれも美味しい。

やっぱり、炭火で焼くというのは食材の旨味を引き出してくれるんですね。

 

いや~、美味しかった!満足、満足。

ちょっと早めのひとり忘年会(第1回目)終了です。

 

気軽に立ち寄れるお店ですので、ぜひ皆さんも「カウンター忘年会」楽しんでみませんか。

 

ちなみに二階にはお座敷もありますので、二階貸し切りという楽しみ方もできますね!

スポット情報

店舗・施設名 炭焼やないの
住所 京都市中京区裏寺町607-18
電話番号 075-231-3888
営業時間 17:00〜23:00
交通 阪急 京都河原町駅下車徒歩約5分
ホームページ https://www.instagram.com/sumiyaki_yanaino/

地図

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ライター紹介

酒屋の社長がどこよりも早く教える!京都新店速報!一覧

ライター:藤松幸一

南区の業務用酒販店・株式会社ふじまつの社長。 美味しい料理とお酒大好きな1975年生まれ。 『飲食店のトータルサポート』 をテーマに、ただ売るだけでなくお客様がご繁盛して頂ける環境づくりをお手伝います。 面白おかしく、たまには真面目に素敵なお店情報をお届けします。

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