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二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~

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第11回 〝白露(はくろ)〟に「重陽の菊酒と百合根餡くだもの取り合せ」を

2020/09/12

 

菊酒には浅めの盃を合わせて

 

菊酒に使う日本酒は、好みのもので良く、甘口・辛口、いずれでもOK。まつは姉妹は、「滋賀県のお酒がとても好き」ということで、この日は、高島市「福井弥平商店」の「萩乃露」をチョイス。

お酒を注いだ盃は、陶芸家・渡辺大輔さんの作品。めぐみさんは、「今回、持ってきたのは、おそらく豆皿だと思うのですが、盃代わりに使いました。菊酒には深さのある盃より、浅いものがいいと思ったので。渡辺さんの作品は、〝寿〟という文字をあしらったおめでたい文様ですが、それえを前面に押し出してなくてさりげない、奥ゆかしいところが好きです」と話します。

器として使った陶板は、信楽や備前などの窯から出たものと聞いているそう。「割れ目の走ったところを金の漆で埋めてあって、とても表情があって気に入っています。今日は、地面に置きましたが、テーブルや畳の上で使っても、きりっと決まります」とのこと。

そうそう、百合根餡の説明をしてもらっているとき、めぐみさんが、「あ~っ! 蒸したユリネに百合根餡をかけたら、ビジュアルが菊の被綿みたいなのでは…。やってみます!!」と、楽しそうに話されていました。もしかしたら、これ、名作誕生の瞬間に立ち会ったのかも(笑) ともあれ、こうしたひらめきが、まつはレシピの魅力です。

 

▲徳利を置く台として使用した陶板

 

▲「お酒が入っていなくても、この器って美味しそうに見えるんです」とめぐみさん

 

▲まるで、森の中で何かの儀式が始まるような雰囲気…(笑)。準備中のひとこま

 

▲撮影終了後。「ああ、美味しい」との、心からの声がもれていました

 

 

―次回は〝秋分(しゅうぶん)〟をイメージしたお料理のレシピをお届けします

スポット情報

店舗名 まつは
住所 京都市中京区二条通富小路東入ル晴明町671
電話番号 075-231-7712
営業時間 10:00~17:00(LOは16:30) ※17:00以降の利用については要相談。電話やメール(matuhairoiro@gmail.com)でお問い合わせください。
【日曜・月曜休。都合により臨時休業、長期休暇あり】
交通 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約6分
ホームページ https://www.matsuha225.com/

地図

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ライター紹介

二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~一覧

まつは西村めぐみ(姉)、西村由香(妹)

ライター:市野亜由美

京都のおいしいお店を訪ねるのが好きなライター。レシピ記事が得意。 今回は、自身のお気に入りのお店「まつは」の西村めぐみさん(写真向かって右側・姉)、西村由香さん(同左側・妹)の協力を得て、簡単に作れて、ワクワクするようなレシピを連載する夢が叶いました。 「お茶をするのも、お酒を飲むのも、ぼーっと過ごすのも好き」という西村姉妹が切り盛りする同店は、2020年2月で6周年。良い塩梅(あんばい)に、かしこまり過ぎず、丁寧につくられた食事やスイーツ、おつまみにファン多数。

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