- 2021/03/25
- 第24回 〝春分〟に「桜のぼた餅とこごみの酢醤油漬け」を
「赤紫蘇と新生姜のシロップ」
鮮やかな色とさわやかな香り、
ピリッとした辛みのハーモニー
材料(作りやすい分量)
赤シソ…1束分(好みに応じて増減してOK)
新ショウガ…700g
レモン(できればオーガニックのもの。そうでない場合は皮をむいて)…1個
スモモ…500g
砂糖(上白糖)…1.2㎏
作り方
①赤シソは葉の部分だけを摘む。水洗いし、水気を取っておく
②新ショウガとレモンは5㎜厚さにスライス
③スモモは皮に一筋、切れ目を入れる(種まで届く深さに)
④果実酒用の瓶の底に敷きつめるように1/3量の砂糖を入れ、❶❷❸を加える。残りの砂糖をかぶせるように入れ、一晩置く
⑤次の日から、清潔に洗った手で一日に1~2回混ぜる(このときスモモを少しつぶすように握ったりするのも良い)。砂糖が溶け、瓶の下のほうからぷくっと泡が上がってくるようになった3日目くらいから飲める
⑥10日ほど経ったら、漉し器を使って別の容器に移し、冷蔵庫で保存を
※シロップは水、炭酸、お湯で好みの濃さにするほか、アルコールで割っても。白ワイン、ジン、ウオッカなどがよく合います
※上白糖を使うと不純物がないので、失敗しにくい。また、手に入りやすいのでおすすめ
※シロップを仕込んでいる瓶は、少し暑いくらいの場所に置くと良い(直射日光は避ける)
※材料を同割合にして、分量を減らして作ることも可能
「小さな粽」
ういろう生地にほんのりと
笹の葉の香りが移って美味
材料(10本分)
上新粉…50g
砂糖…25g
水…85ml
笹の葉…10枚
タコ糸…粽1本につき約50㎝(笹の葉の長さくらい)
作り方
①ボウルに上新粉、砂糖、水を入れ、なめらかになるまで混ぜる
②小さなバットにラップを敷き、❶を流し込む
③沸騰した蒸し器に入れ、強火で約20分蒸す(様子をみて、もちもちっとしていたらOK)
④取り出して、粗熱が取れたら10等分にカット
⑤笹の葉に包み、タコ糸でしばる
※今回は「古式源糖」というミネラル分が多めの砂糖を使用しているので、ういろうが茶色い仕上がりになっている
※出来上がった粽は5本ずつ束ねて掛け紙をかけるとおしゃれに
※冷やして食べても、笹の葉のまま5~6分蒸し直して食べてもおいしい
※笹の葉は、乾物などの業務用卸のお店「松島屋本店」(京都市中京区)で入手可能。真空パックのもの(50枚入り)など、小売りしてもらえる
http://www.kyo-matushimaya.com