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2020.06.24

京都在住の外国の方に、「どうして京都へ!?」「京都のどこが好き??」など京都尽くしのインタビューを実施し、異文化視点から京都の魅力を再発見することを試みるコーナー【YOUは何しに京都へ?】。

第2回目のゲストは、ウクライナ人のDenys (デニス)さん。京都教育大学の留学生です。

 

日本のアニメ・ゲームが大好きなんです!

 

ウクライナでは、TVチャンネルで日本のアニメが放映されているそう。Denysさんは5歳の頃から、ずっとそのチャンネルでアニメを見て育ちました。具体的にどんな作品が好きですか?という問いに対して、「ポケットモンスター、鋼の錬金術師、コードギアス、デスノート…数えだしたら切りがないです。

でも、日本に来てびっくりしたのは、日本人の方が、アニメを見ていないというか、アニメ熱がそこまで高くないということです」と笑って答えてくれました。アニメ好きが高じてウクライナの大学では、4年間日本語を専攻したDenysさん。今では、驚くほど流ちょうな日本語を話されます。

 

 

どうして京都に?

 

1年間の留学先、実は日本であればどこでもいいと考えていたDenysさん。通っていた大学の先生に相談した結果、勧められたのが京都だったそう。「調べてみると、京都はウクライナで住んでいる町の規模にとても近くて、親近感を持ちました。人が多すぎる大きな町が好きではなかったので、留学先にぴったりだと思いました。また歴史的な街であることも魅力的でした。

京都教育大学についても、大きすぎない学校で先生たちとしっかりコミュニケーションが取れると思いました。大学と寮が徒歩10分程度と、とても近かったのも決め手になりました」とのこと。ちなみに京都教育大学には複数国からのたくさんの留学生がいますが、留学生同士の会話は基本的に日本語。皆さん、勉強熱心ですね。

 

 

来てみてびっくり。率直な京都の感想

 

実際に京都に住み始めて印象的だったのは「自転車が多い」「道の幅が狭い」ということだったそう。京都ならではの感想ですね。そして「蒸し暑いという言葉の意味を、身をもって知りました。」と苦笑されていました。ウクライナでは夏でも31°C を超えることは滅多にないため(※編集部調べ)、京都独特の盆地の暑さには少し閉口されているようです。とは言え、期待していた「歴史的な街並み」については「どこを歩いてもお寺があって、山が見えるのをとても美しいと感じます」と、笑顔をみせてくれました。

慣れるまでに時間がかかったのはゴミの分別。Denysさん曰く「ウクライナではいつでもゴミを出せる」ので、時間指定まであるゴミ出しルールにはとても驚いたそう。そして時間指定という言葉で思い出したのが、日本の宅配システム。「注文して翌日届く、配達時間が選べることにびっくりしました」とのこと。

 

 

何と言っても「ラーメン」!

 

よく行くレストランについて伺うと、返ってきた言葉は「ラーメン屋さん!」。

特に一蘭が一番のお気に入り。一蘭といえば「味集中カウンター」と呼ばれる、一人ひとり仕切りで区切られた席を思い浮かばれる方も多いでしょう。Denysさんは、あのスタイルに驚いたと同時に、「席がこんなに離れているのは日本っぽいな」という感想を持たれたそう。一蘭・京都河原町店は1F・2Fと分かれており、この「味集中カウンター」がなんと66席も。京都ならではの暖簾を始め、他店に比べ店内装飾によりこだわっているそう。

一蘭のとんこつスープの話をしていて、Denysさんがふと思い出したのが、故郷ウクライナにある、豚の脂を塩漬けにしたサーロという食べ物。サーロはボルシチと並んで、ウクライナの代表的な伝統料理で、時折その味を恋しく思うこともあるのだとか。ただ、サーロもボルシチも「手間と時間が、とてもかかる」ということで、日本で調理したことはないそう。

また「ウクライナと日本、スーパーで買える食材に、大きな差はないです」と教えてくれました。

 

 

日本語力を活かしたい

 

Denysさんは、残りの留学生生活の中で秋葉原に行ってみたいと考えているそう。日本の自然をとても美しいと感じていて、海にも遊びに行きたいと語ってくれました。また将来は、日本語力を活かした仕事に挑戦してみたいという意欲をお持ちです。大好きなゲームの翻訳など、日本語を使う仕事に想いを馳せています。一方、役者にも興味があるとのこと。

端正なお顔立ちでペラペラの日本語を操るDenysさんなので、チャンスが巡ってきそうな予感大!です。

 

Information
店舗・施設名 一蘭 京都河原町店
住所 京都市中京区蛸薬師通新京極東入裏寺町598
電話番号 075-241-2205
ホームページ https://ichiran.com/shop/kinki/kyoto-kawaramachi/

Writerみやはら由惟

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Writerみやはら由惟

京都在住のフリーライター・編集者。
約6年間の東南アジア生活を経て本帰国。異国の地で日本を感じるポイントに出会える度に嬉しかった気持ちが忘れられず、今は京都の中の異国を探す日々。
目指すは、美味しいもの・人との出会いを通して、京都の中で世界一周旅行!

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