5月26日から、続々と展覧会が始まっています!
ただ今開催されている展覧会は次のとおり
「京都の美術 250年の夢 最初の一歩」展
「杉本博司 瑠璃の浄土」展
「鬼頭健吾 Full Lightness」展
「コレクションルーム 春期」展
本日はこの中から、「京都の美術 250年の夢 最初の一歩」展、「杉本博司 瑠璃の浄土」展、「鬼頭健吾 Full Lightness」展(鬼頭さんの展示は無料で見られます)を見てまいりました。
最初は北西エントランスの、鮮烈な色のモザイク(こちらも鬼頭健吾氏の作品)で始まる “ザ・トライアングル”から地下に降りると、目の前にばーん! と、「鬼頭健吾 Full Lightness」が広がります。作品の中に入ることができるので、ぜひ足を踏み入れて宇宙のような空間を感じてみてください。
旧京都市美術館のおもかげを確認しながらエントランスを進み、北回廊で開催されているのが「京都の美術 250年の夢 最初の一歩」展です。この感じ、なんかわくわくしませんか。
この扉を向けた向こう側の様子は、ぜひ現地でご確認ください。うわ~ってなること、請け合いです!
■音楽コンサートなども開けそうな空間がこの向うに。
「京都の美術 250年の夢 最初の一歩」展は、京都市美術館87年の歴史の中で、一番最初に所蔵された作品47点を展示しています。
京都市美術館が誕生して、どのように現在のコレクションがかたち作られていったのか、その足跡をたどる展覧会は、リニューアルにふさわしいテーマです。
展示の一部には、京都市美術館創立当時を思い起こさせるアイテムも多数展示されていますよ。
■エントランスなどに取り付けられていたのかもしれませんね。
■展示ケースも、創立当時のもの。今回の展示のために化粧直しされました。レトロでかわいい。。
予約制のためもあるのか、展示室はゆったりとしています。展示は主に日本画、油画に分けて展示されていました(そのほか、陶芸や彫刻もあり)。
ご紹介したいのはこちらのピアノを弾いている着物姿の女性の絵。実はこのピアノ、チェコ製のペトロフピアノと言って、いまも京都芸術センターに実在しているそうです。
今年は日本・チェコ交流100周年の記念の年なので、この絵の展示にちょっぴり粋なものを感じます。