ピッツァへのこだわりは、特製の石窯からすごい
大削さんのこだわりは、石窯にも。
「石窯を輸入」ではなく、「石窯職人を呼んだ」とな!
店名が刻まれた大きな石窯
イタリア時代のツテもあり、熟練の石窯職人さん2名に来日してもらい、この石窯を作ってもらったそう!
曰く「やっぱり、ホンモノの窯は熱の伝わり方とバランスが違うんですよね」。
・・・ここにもピッツァ愛!!
それにしても、、、こんな窯見せられたら、もう、早く食べたいやん!
というわけで、メニューを見ると・・・めっちゃ多いやん!
30種のスタンダードメニュー
「ウチはクラシカルなピッツァのみお出ししてるんですが、何度もお越しいただくお客様に飽きてほしくないんです。だから、種類は多く用意して、いつお越しいただいても違う味を楽しんでもらえたらなって」と。
なるほど、これだけあれば複数人で来てもいつでも違う味を楽しめるわ。
でも私は本日もいつも通りひとり。。。
1枚を厳選しないとなー、と悩んだ結果、お店の名前を冠した「ラジネッロ」というピッツァを発見。
「水牛のモッツァレラをたくさん使っています。おすすめですよ」と言われ、即決定!
今回は特別に、キッチンに入れていただき、大削さんのピッツァ作りを見学させてもらいました!
手際よく具がトッピングされていきます。
ちなみに作りはじめはこのサイズ。
そんな生地がいつの間にかこのサイズに!
まさに職人技やなぁ。
さぁ、いよいよ窯に入ります。
こまめに火の状態をチェックして・・・
なんと1分半くらいで焼き上がり!
ナポリピッツァは「ゴールデンタイム」が命!まずは素早く召し上がれ~
焼きあがってテンションあがった私でしたが、大削さんは「藤松さん、ぜひこの”ゴールデンタイム”に召し上がってください!」とあっという間にセッティングしてくれます。
直径はおよそ30センチ!大きなピッツァです。
ピッツァ:ラジネッロ 2,000円(税込)
ワイン:アンチーレ アリアニコ(ANCILE Aglianico) グラス600円(税込)
“ゴールデンタイム”とは焼きあがってからすぐの、生地が熱々で食べられる時間のことなんですって。
「やっぱりピッツァの魅力は何と言っても生地の美味しさ。ぜひ、固まってしまう前のやわらか~い生地を楽しんでもらいたいんです」
OK!今すぐ食べるぞ!
う~~~~ん、たまらん!BUONO!!
おっしゃるる通り、ミミまでふわっと、モチっと柔らかい。生地の美味しさをここまで感じたことないよね。
そして具もすごい。
先ほどいただいたモッツァレラがふんだんに使われてます。
熱が入ることでトロットロに溶けたチーズは、もう絶品。
さらに伝統的なイタリア料理で、ローストされた豚バラ肉「ポルケッタ」もトッピングされているのですが、これが味わい深く、脂もジューシーでモッツァレラとの相性抜群。
確実にワインが進む組み合わせなのでした。
30センチのピッツァをいただいたらさすがに満腹。満足、満足!
ごちそうさまでした!
「地元・宇治の方に美味しいピッツァを!」とおっしゃっていましたが、私からすると「京都市内の方、このピッツァを食べに、宇治までいきましょう!」やね。
その価値ある、ナポリを感じられる素敵な時間でした。