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わざわざ買いに行く価値あり!生産者直売でおいしい京都の「旬」に出会う

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飼育方法から飼料までこだわり抜いた【京都大原山田農園】の平飼い有精卵「野たまご」

2018/10/16

日々直売所巡りをしているライターの津田壮章です。これまで野菜を中心に取り上げてきましたが、今回は卵です。

 

ご紹介させていただく京都大原山田農園では、鶏を土のある地面に放す平飼いという方法で育てられています。

 

日本の養鶏業者の多くが狭いケージの中で鶏を飼う方法なのに対し、平飼いは同じ面積でも飼える鶏の数が少なく手間もかかるため、生産効率は良くありません。

それでも、農園を開設した約45年前からずっと平飼いを続けてきた理由を「健康に育った鶏から産まれた卵を食べてもらいたい。いかに鶏にとってストレスなく育てられるかを一番の方針としてきた」からと代表の山田良介さん。

 

 

京都大原山田農園で驚いたのは、鶏舎があまり臭くないということでした。風通しが良いので土は乾き、鶏の糞も土に還ります。

 

 

日中は太陽の日に当たり、くちばしで土をつつき、砂浴びもします。

 

 

京都大原山田農園には、雄の鶏が1割います。

鶏は雄がいなくても雌だけで卵を産むことができ、雌だけで産んだ卵を無精卵と呼びます。このため、一般的な養鶏場では卵を産む雌だけを育てる所が多いそうです。しかし、群れの中に雄がいるのは普通の環境で、その方が雌の精神状態が安定するという理由から、京都大原山田農園では雄の鶏も飼育しています。

 

雄は卵を産まないので飼育コストがかかるだけにも見えますが、山田さんは「経済効率だけで考えたらいかんと思てます。いかに鶏にとってストレスが無い環境を作るかを第一に考えた結果です」と語ります。

 

 

飼料にも並々ならぬこだわりがありました。抗生物質等の入った市販のものは使わず、農園内で自家配合してオリジナルの飼料を作られています。

 

 

トウモロコシ、大豆、玄米、カキの殻、竹炭、ゴマの搾りかす、海藻、カニの甲羅など、17種類をブレンドした飼料は、45年かけて改良を重ねたもので、今も改良が続けられています。

 

 

こうしたこだわりが認められ、京都大原山田農園は、京都府の「京のこだわり畜産物生産農場」に2014年から登録されています。

この制度は、「農場の衛生管理を徹底し、地元産飼料の利用や暑熱対策をはじめとした快適な環境整備など、こだわった飼い方により健康な家畜を育て、安心で安全な畜産物を生み出す農場」を京都府が登録するものです。

 

 

京都大原山田農園の「野たまご」は、農園で直接購入することができます。

 

 

また、修学院にある直売所「たまご工房」でも買うことができます。

 

 

・野たまご 1個80円(+税)

・初生卵 13個入り800円(+税)

 

鶏が初めて卵を生み始めてから1か月以内に生む卵を初生卵といい、小さめながら栄養価が高く一般の市場には出回らない貴重な卵とされています。

 

 

直売所「たまご工房」では、京都大原山田農園の卵を使った「野たまごプリン」や「野たまごシュークリーム」も販売されています。

 

・「野たまごプリン」300円(+税)

・「野たまごシュークリーム」260円(+税)

 

※「野たまごプリン」「野たまごシュークリーム」は直売所「たまご工房」のみの販売となります。

 

 

他にも、完全予約販売で、生後14か月前後のかしわを1羽単位で販売されています。

値段は、1羽2500円(+税)に別途クール便の送料がかかります。毎週水曜日の12時までに京都大原山田農園に電話で予約すれば、その週の金曜日に発送されます。

 

 

山田さんに「野たまご」の美味しい食べ方を聞いてみると、「卵かけご飯にして食べる人も多いけど、私は焼いて食べる方がいいかな。どんな食べ方でも美味しいですよ」とのこと。

 

 

ということで、卵焼きにしてみました。新鮮な卵だから、お箸でつまんでも簡単には割れません。

 

 

卵の味を楽しみたかったので、卵に少量の水と塩を少し入れただけです。

 

 

一口で卵の濃厚な旨味が口いっぱいに広がります。一方、臭みなどはほとんど感じられず、純粋に卵のおいしさを味わうことができました。

 

 

 

直売所:たまご工房

定休日:火・水

営業時間:10時~17時

販売場所:京都市左京区修学院大塚町11-1

交通:叡山電鉄本線修学院駅から徒歩5分

電話番号:075-777-2040

 

スポット情報

店舗名 京都大原山田農園
住所 京都市左京区大原井出町329
電話番号 075-744-3840(注)直接農園で購入される場合は、事前に電話連絡が必要
営業時間 10:00~17:00
駐車場 あり

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ライター紹介

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津田壮章

ライター:津田壮章

珍しい食べもの、刺激的な調味料、素材の味が生きている食材等々を見つけたら、つい買いあさってしまう京都在住フリーライター。写真も撮ります。 最近は、うまいコーヒーを飲むためにコーヒーの焙煎機を購入し、生豆から日々焙煎中。

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