DIGISTYLE KYOTO

京の町あるき・商店街再発見

Translate this page :

一覧へ戻る >

<出町桝形商店街> 昔も今も京都のホットスポットーできたてシネコンのある商店街で新旧の文化に触れる

2018/02/03

暦の上では春ですが、まだまだ冬本番の寒さが続いています。

京都の寒さは堪えますが、雪が舞う鴨川の景色は、冬だけの美しさがありまたこれも悪くないなと思います。

 

そんな鴨川からすぐ近くの、出町桝形商店街に行ってきました。

出町は、賀茂川と高野川が一つに合流し鴨川になる三角州があり、京阪電車と叡山電鉄の発着地である出町柳駅があり、世界遺産の下鴨神社もあることから、暮らす人も観光客も、何かと人がよく集まってくるエリアです。

 

三角州は、通称「出町デルタ」の名で親しまれている、京都の一大スポットとも言える場所。

気候のいい時期にはピクニックシートを広げ座っている人をよく見かけます。

写真左が賀茂川、右が高野川。

この飛び石をジャンプして渡るのも人気ですが、思ったより幅が広いのでご注意を…

 

 

ちなみに、正式な地名は、川を挟み西側が「出町」、東側が「柳」。

「出町柳」というのは駅名で、地名ではないのですね。

駅名の知名度の方が上がってしまい、意外と知らないマメ知識。

 

 

京の都の出入り口に位置していたこの地域は、福井・若狭へと続く若狭街道の出発点。

若狭の鯖を運んだことから鯖街道と呼ばれています。

この日は雪がまだ少し残っていました。

大文字も白くなっているのが橋の向こうに望めます。

 

 

商店街の東の入口です。アーケードに大きく「ますがた」の文字。

スーパー、八百屋さんや魚屋さんなどに買い物に来る地元の人はもちろん、大学生や、観光客と思われる人も見かけます。

 

 

道行く人が、人々が目を止め、足を止めしていた建物がこちら。

昨年12月28日にオープンしたばかり、いま出町界隈で話題のホットスポット。

映画を中心としたカルチャー複合施設の出町座です。

外観は、赤と青がポップな、でもそこにずっと前からあったかのように馴染んでいる印象を与えます。

 

ドアを開けると、落ち着いたブルーで統一された空間に、本棚にいっぱいの本とゆっくり座っていたくなるようなカウンターが迎えてくれます。

1階は飲食店「出町座のソコ」と本屋「CAVA BOOKS(サヴァ・ブックス)」が入ったスペース。

メニューは、コーヒー、アルコール類の飲み物からお食事まで、時間帯に合わせて使えます。

映画のチケットも1階で購入します。シアターは地下と2階。

 

 

多くの場合、映画館は映画を見るための場所ですが、出町座は、映画を見に来てもいいし、軽く食べたり飲みに来てもいいし、本を買いに来てもいい。

 

例えば、映画を見るつもりで来た人が、気になった本を買ったりコーヒーを飲みに来たら、見てみたい映画を見つけたり、単なる映画館ではなく、そんな偶然の出会いが起こる場所なんだと感じました。

 

 

出町座を手掛けたシマフィルム(株)の田中さんにお話を伺う中でお聞きした「本、映画と偏らないで、様々な趣味の人が交わる場にしたかった」という思いがまさに形にされた場ではないでしょうか。

立誠シネマプロジェクトを立誠小学校で継続することができなくなり移転先として見つかったのがここ出町の物件でした。

クラウドファンディングで資金調達も行い、地元やファンからの期待の声も多く聞かれます。

「ブームでなく、長く人に愛される場にしたい」

と語る田中さん。これからもより多くの人々を惹きつける場所になっていくのではと思います。

 

>続いては「商店街グルメ」をご紹介~!

スポット情報

店舗名 出町桝形商店街
住所 京都市上京区青龍町229
交通 京阪電車 出町柳駅より徒歩約3分
京都市バス バス停 河原町今出川下車すぐ
ホームページ http:/masugata.demachi.kp/

地図

このページのURLをコピーする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

@DigistyleKyotoをフォロー

ライター紹介

京の町あるき・商店街再発見一覧

山本茜

ライター:山本あかね

京都でシェアハウスを運営するフリーランサー。シェアハウスと地域とを繋げる企画を行っています。「自分の好きな場所」に拠点を置くライフスタイルの構築に向け、京都に留まらない活動を広げていいます。

▼最近書いた記事

京マガジンTOP ライター一覧

タグで探す京マガジン

RECOMMENDおすすめイベント

デジスタイル京都

閉じる