DIGISTYLE KYOTO

京の町あるき・商店街再発見

Translate this page :

一覧へ戻る >

<大映通り商店街> 京都の商店街の中でも異色を放つ、キネマの聖地

2017/10/05

こんにちは、山本あかねです。

10月に入り、京都市内もだいぶ朝晩が涼しくなってきました。

第二回の今回は、大映通り商店街

商店街のある太秦は、大映京都撮影所と共に発展した「日本のハリウッド」

現在は東映と松竹の撮影所があり、レトロな京福電気鉄道が走っている、観光エリアとして言わずと知れた地域です。商店街にも映画に関連したことが何かと散りばめられています。

 

商店街は京福電鉄の太秦広隆寺駅から、帷子ノ辻駅までの区間に東西に伸びています。

東の端の、太秦広隆寺駅から散策をスタート。

すぐ横を京福電鉄(嵐電)が走っていきます。路面電車の走る風景は町に雰囲気がありいいですね。

写真左側の道が商店街の東の入り口。

特徴的な看板が見えます。

時間帯が平日の夕方ということもあって、お買い物や学校のお迎えに行くお母さん方をよく見かけます。

 

商店街を中ほどまで進むと、可愛らしいお店を発見。

ここBuddyでは、かつて郵便局だった建物を使って手作りの革小物や作家さんの作品を販売しています。

レジは郵便局時代の受付窓口を利用。面白い発想ですね。

ちょっとレトロな雰囲気が残る建物に、店長さんの思いが込められた、可愛らしいディスプレイがよく溶け込んでいます。

ワークショップや展示会も随時開催しているそうです。facebookページを是非チェックしてみて下さい。

 

すぐお隣には、この商店街の中の有名どころのひとつ、キネマ・キッチン、通称「うずキネマ館」があります。

店内に入るとずらっと並んだ年季の入った映画関連物や懐かしのポスター。

4年前のオープンから、全国から人が訪れる、映画ファンには欠かせない訪問スポットです。

ここは地域のお母さん方が中心になり切り盛りしているカフェで、「安心して食べられる食事を」、という想いでスタートしました。

ランチには手作りのおばんざいバイキングが人気です。

地元の野菜を使った調味料まで開発してしまうなんて、お母さん方のパワーはすごい!!

スタッフの方のおもてなしを感じさせる対応が気持ちよく、また来たくなります。

 

この大映通り商店街には、映画に関係する色々な仕掛けがされていますが、歩いていて気になるのは道の両側に引かれたオレンジのライン。これ、何なのか分かりますか!?

オレンジの枠に、黒のアスファルトが一定間隔の石のラインで仕切られて…

そう、フィルムを模しているんです!

商店街がストーリーとして一続きのフィルムになっているようで素敵ですね。街灯もカメラの形をしていて、暗くなってからの様子も見てみたくなります。

 

そのまま進むと、左手に見えてくるのが、茶菓 えん寿。

どうやらオープンしたての様子。

茶菓、とありますが和菓子やお茶の一般的なイメージとは違う印象を受けます。

おしゃれなカウンターとテーブル席があり、モダンな雰囲気の店内でゆっくりと日本茶や甘味を味わう新しいスタイルです。

店主の泉さんが優しい笑顔で迎えてくれました。

 

北海道ご出身の泉さん、京都の和菓子屋で18年経験を積み、この8月にえん寿をオープンしました。

喫茶店で出されるのはお茶でなくコーヒー。日本茶を楽しめる場所があってもいいじゃないか、というアイデアをずっと温めてこられたそうです。

単一農園単一品種にこだわって全国から選りすぐった40種もの日本茶をそろえています。

メニューリストには、各茶の生産地、生産者さんと味わいの特徴が載っているので、初心者でもより深くお茶を味わうことができますね。

 

甘味のおすすめは、手作りわらびもち。

できたての温かいままで提供されるとのことでワクワク待っていると

蓋をされたお椀を出され、ちょっとびっくり。

開けると、一瞬ぜんざいかと思うような色のわらびもち。

新感覚、スプーンですくって食べるわらびもち!

トロっとした触感と、優しい甘さでほっこりとした気持ちになります。

今まで食べたことのあるわらびもちと、全く触感も味わいも違います。

素材そのままを味わってほしいから、きなこをまぶさないというこだわりが伝わってきました!

 

 

さて、ここで出くわすのがもう一つ映画にちなんだもの、商店街のシンボルでもある、大魔神です。

地域住民の生活を支えるスーパーを守るかのようにそびえる全長5mの圧巻!

かつての大映京都撮影所で製作された『大魔神3部作』のヒーローである大魔神。

倉庫で眠っていた像を修復して4年前に設置されました。

イベントがあると、京都市役所や遠くは秋田まで出張しています。クリスマスにはサンタに変身するそうですよ。

 

商店街も西の端まで来ました。

この西の入り口そばに最近できたお店が魚屋の魚一。

 

夕方時でお客さんがひっきりなしに訪れていました。

朝頼んでおいて、夕方には下ろしたり塩焼きにしたりして渡してくれる、かゆいところに手が届くサービスも、できて間もないのにファンが大勢いる理由のひとつなのかもしれません。

新鮮な魚の他に、店で調理した煮つけ、塩焼きもとっても美味しそう。

 

わたしは秋らしく秋刀魚をその場で塩焼きにしてもらいました。

できたてが美味しくて、写真を撮るのを忘れてしまいましたが…

 

大映通り商店街は、映画にまつわるものを探しながらゆっくり歩いてみると面白い発見がありました。

ここには載せきれないスポットもまだまだ発見できます。

京都市内に住んでいても、たまには京福電気鉄道で出かけて、ちょっとした観光気分を味わうのも良いのではないでしょうか!

 

取材先店舗

・Buddy

12時~17時(水・木・金曜日)定休日:日~火曜日

Facebook:https://m.facebook.com/buddy11handmade/

・キネマ・キッチン

11時~21時(月~土曜日)、11時~14時(日・祝)※盆・年末年始は休みTEL:075-871-6556

Facebook: https://www.facebook.com/Kinemakitchin/

・えん寿

11時~18時 定休日:不定休 TEL:075-432-7564

わらびもち(お茶付き)700円(税抜)

・魚一

10時~18時 定休日:水、日曜日 TEL::075-864-7210

スポット情報

店舗名 大映通り商店街
住所 京都市右京区太秦堀ヶ内町31 タヌキ堂書店内(大映通り商店街振興組合)
交通 京福電気鉄道 嵐山線 太秦広隆寺駅または帷子ノ辻駅下車すぐ

地図

このページのURLをコピーする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

@DigistyleKyotoをフォロー

ライター紹介

京の町あるき・商店街再発見一覧

山本茜

ライター:山本あかね

京都でシェアハウスを運営するフリーランサー。シェアハウスと地域とを繋げる企画を行っています。「自分の好きな場所」に拠点を置くライフスタイルの構築に向け、京都に留まらない活動を広げていいます。

▼最近書いた記事

京マガジンTOP ライター一覧

タグで探す京マガジン

デジスタイル京都

閉じる