平安の雅を再現する風情ある和歌の宴
正式には賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)と呼ばれる、京都最古の神社のひとつ。国宝2棟、重要文化財41棟を誇り、世界遺産に登録されている。毎年4月の第2日曜日に行われる「賀茂曲水宴」は、上賀茂神社境内を流れる「ならの小川」からの分水にある庭園「渉渓園」で行われる。当日は、前年の葵祭の斎王代が歌題を披露し、一流の歌人らが即興で和歌を詠み、短冊にしたためる。平安時代さながらの衣装で、詩歌の吟詠、管弦の演奏も行われ、平安の「雅」が再現される。参観は有料。
※令和5年は斎王代の陪覧はありません。