おでかけ

2025.08.07

こんにちは、朝は香木で気持ちを切り替え、夜はお香で眠りに入る、香りマニアのエンドウです。

京都駅八条口から歩いて6分。駅近ながら、扉を開けた瞬間からふわりと空気が変わる、そんなホテルに出会いました。

 

今回ご紹介するのは、『香り』で滞在体験をデザインするホテル【KANSEI京都八条】。

心落ち着く香りで満たされた空間は、旅の中の『ひと息』にも、京都に暮らす人の『ちょっといい日常』にもぴったりでした。

■ロビーに足を踏み入れた瞬間から、香りの演出がはじまる

今回は、香りにこだわりのあるMさんとともに、2名で宿泊して取材させていただきました。

ホテルのドアを開けた瞬間、空気がふっと変わるのを感じ、「この香り、どこから?」と思わずキョロキョロ。

それくらい、ロビーには印象的な香りが満ちていました。

ロビーには【KANSEI八条】の香りが満ちています

実はこの香り、空間を演出する香りの専門家センティングデザイナーである鬼塚 捷平さんがホテルのために監修したオリジナルの香りなんです。

季節ごとにセレクトされた3種類の香りの中から、チェックイン時に好きなものをひとつ選び、アロマディフューザーと一緒に客室へ持ち込めるスタイルです。

私は「KANSEI京都八条の香り」、Mさんは「KANSEIの香り」をセレクト。

お部屋でアロマを焚いてシャワーを浴びて戻ってくると、やさしい香りに包まれた空間が完成していました。

これはもう、深呼吸が止まりません…!

フレグランスギャラリーも充実!目移りしてしまいます

ロビーにはスタッフさんセレクトの『京都おすすめマップ』も

■お酒と香りのマリアージュ。夜はバーでひと息

夜には、ホテル1階のラウンジで楽しめるバーへ。

ここでは、日本酒・リキュール・クラフトビールに合わせたアロマとおつまみのセットが楽しめます。

私は「日本酒スパークリング×柑橘アロマ」、Mさんは「抹茶ビール×ハーバルアロマ」をオーダー。

「香りをおつまみに飲む」という新しい体験は、想像以上に奥深くて、じんわりと心がととのっていくような時間でした。

ひとりでしっとり過ごす方も多いそうで、大人の夜にぴったりの空間です。

夜のお散歩に、ニデック京都タワーを見に行きました

■女性にうれしいアメニティ!細やかな気配りが滞在を支えてくれる

お部屋には、ホテルのプロデュースにも携われた美容師さんセレクトのドライヤーや、肌ざわりのよいパジャマが用意されており、細部にまで心遣いが感じられます。

シャンプーなどのバスアメニティも、アロマとの香りの相性を意識して選ばれているそう。

ウッディな香りが落ち着きます。

また、清掃時には無臭の消臭スプレーを使用し、自分で選んだ香りをしっかり楽しめるような工夫も。

香りに寄り添うホテルならではのこだわりが、滞在全体を心地よくしてくれていました。

■「朝ごはん、どこ行こう?」に寄り添ってくれるフロントのあたたかさ

朝、「どこかで美味しい朝食が食べたいな」と思ってスタッフさんに相談してみると、

笑顔で手渡してくれたのは、「おすすめ朝食マップ」のプリント。

こういう心遣い、嬉しいですよね!

Mさんと一緒に、マップに載っていた徒歩圏内の喫茶店でモーニングを食べました。

特別すぎない、けれど贅沢な朝!なんだか気分のいい一日になりそうな予感がしました。

■香りだけじゃない、10種類のお茶の楽しみも

フロントには、はちみつ紅茶やルイボスティーなど10種類のティーバッグが用意されており、滞在中のちょっとした休憩にもぴったり。

その日の気分に合わせて香りや味を選ぶこの時間が、想像以上に楽しいんです。

個人的に、はちみつ紅茶は香りの余韻が素晴らしく、夜の一杯としてもおすすめです。

■「KANSEI」という名前に込められた思い

ホテル名の「KANSEI」は、日本語の「感性」に由来します。

ロゴに描かれた六角形は、五感+第六感=6つの感覚を開く場所という意味を表しているそう。

香り、空間、接客 —

どれもがやさしく感覚に働きかけてくるようで、「ただ泊まる場所」ではないということを、じんわりと感じさせてくれるホテルです。

■京都をもっと楽しむ、「二回目以降の旅」にぴったりなホテル

観光名所を巡る王道の京都も楽しいけれど、「そろそろちょっとディープな京都を楽しみたい」と思ったら、KANSEIがぴったり。

「暮らすように旅する」スタイルがお好きな方と相性抜群です。

お部屋には2種類の小川珈琲が

 

■京都在住でも、泊まりたくなる理由がある

今回の滞在で強く感じたのは、京都に住んでいてもまた泊まりたくなるホテルだということ。

「親戚が来たから一緒に泊まってみる」とか、「今日は少し自分を整えたい」というときに、ふらりと扉を開けたくなる場所。

香り、空間、人。すべてが心をゆっくりとほぐしてくれます。

 

■香りが記憶をつなぐ。だからまた、ここに来たくなる

香りには、ふとした瞬間に記憶を呼び起こす力があります。

今回の楽しい滞在も、あの香りをかいだとき、きっと思い出せるのでしょう。

KANSEI京都八条は、旅人にも地元の人にも、「ただいま」と言いたくなる香りのホテルでした。

 

Information
店舗・施設名 KANSEI京都八条
住所 京都府京都市南区東九条東岩本町15-2
電話番号 075-634-3933
ホームページ https://kyotohachijo.hotel-kansei.com/

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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