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2025.03.01 - 2026.02.28
2026.04.18 ~ 2026.06.14
※イベント中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
葛飾北斎(1760〜1849)と歌川広重(1797〜1858)はそれぞれ〈冨嶽三十六景〉、〈東海道五拾三次之内〉といった名シリーズを手がけ、浮世絵における風景画の可能性を大きく広げました。北斎は、大胆かつ独創的な構図によって自然の迫力と、その中に生きる人間をユーモラスに描いています。一方、広重は穏やかな色彩感覚で季節の移り変わりや天候、そして人々の営みをあたたかな眼差しで表現しました。両者の作風は対照的でありながら、当時から多くの人々を惹きつけ、国内外に多大な影響を及ぼしました。
本展では、実業家・原安三郎(1884〜1982)氏が蒐集した名品約220件を一堂に公開します。原氏は、蜂須賀藩の普請方をつとめた家系に生まれ、父親は徳島特産の藍を扱っていました。氏の審美眼にかなった作品は、摺りの発色が鮮やかに保たれ、今日もなお当時の色彩を伝えています。さらに、これまで公開されることのなかった肉筆画も特別出品され、浮世絵師の筆技を間近にご覧いただけます。風景画の名品を一堂に会した貴重な機会を通して、北斎と広重が描いた江戸の豊かな世界をご堪能ください。
※本展は、京都会場を第一会場として、以降、徳島県立近代美術館、秋田県立近代美術館、静岡市美術館などを巡回する予定です。
※会期中に展示替えあり
葛飾北斎《冨嶽三十六景 凱風快晴》 中外産業株式会社原安三郎コレクション
歌川広重《武陽金沢八勝夜景》 中外産業株式会社原安三郎コレクション
葛飾北斎《諸国瀧廻り 下野黒髪山きりふりの滝》 中外産業株式会社原安三郎コレクション| 会場 | 京都文化博物館 |
|---|---|
| 日時 | 2026年4月18日(土)〜6月14日(日) 10:00~18:00(金曜は19:30まで)※入場はそれぞれ30分前まで |
| 住所 | 京都府京都市中京区 三条上ル東片町623ー1 |
| 交通 | 地下鉄烏丸線「烏丸御池」駅5番出口から三条通を東へ徒歩約3分 |
| 駐車場 | なし |
| 料金 | 未定 |
| お問合せ先 | 京都文化博物館 TEL 075-222-0888(代表) |
| ホームページ | |
| 補足情報 | 休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日(木) ※最新情報は博物館の公式サイトにて随時更新されていますので、ご確認ください。 |
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