【終了しました】 2024.07.19 - 2024.07.28
【終了しました】 2023.04.02 ~ 2023.04.02
※新型コロナウイルス感染拡予防の観点等でイベントが中止や延期・開催時間が変更になっている場合があります。事前に公式サイトなどでご確認ください。
京都でむかし使われていた木の船と京都の水面の環境について、都市史・建築史研究者と船大工とがひもとくトークイベント
京都府下では、三十石船、高瀬舟、蓮見船、トモブトなどの多様な船が、その土地の需要や地形にあわせて成熟し使われていた。都市と人間との関係を研究されている松田氏を招き、若狭湾に面した京都府宮津市域のまちを例に、水辺とくらしの結びつきについて伺う。
京都市街地においては、高瀬川と人々の生活は400年前の開削以来切り離せないものだった。今も自治会活動により風情ある景観が保たれている高瀬川にて「立誠高瀬舟」が2022年に新造された。その意義や船のおもしろさを、立誠高瀬舟を制作した小川が紹介する。
▪️松田法子(まつだ・のりこ)
京都府立大学大学院 生命環境科学研究科 准教授。博士(学術)。建築史・都市史・領域史。「汀の人文史」などをテーマに活動。著書に『絵はがきの別府』、『危機と都市──Along the Water』、『熱海温泉誌』、『変容する都市のゆくえ──複眼の都市論』、『渋谷の秘密』、『東京水辺散歩』など。
http://www.matsuda-lab.net
▪️小川智彦(おがわ・ともひこ)
ランドスケープアーティスト、船大工。 1971年生まれ、京都市在住。風景を題材に様々な手法と素材から制作した作品やインスタレーションを発表。風景の見方を意識的に変えることで、世界を更新し、見慣れない状態に保ち続けることを目指している。
2014年には素材や技術、使用目的、使用環境によって設計や構造が決定される伝統工法による日本の木造船づくりに興味を持ち、富山県氷見市の船大工に弟子入りをした。以後伝統的な日本の木造船の動体保存活動を美術作家としての活動と並行し継続中。和船の復刻制作と調査研究を行なっている。
近年の主な展覧会に、 「景風趣情」(伊藤存、伊庭靖子、ニシジマ・アツシとのグループ展 2021年 成安造形大学)、個展 「庭園観測」(2019年 京都 無鄰菴庭園母屋)、「時空探査」(2022年 京都 松栄堂薫習館)など
ogawa-tomohiko.com
\「立誠高瀬舟」造船記録
instagram.com/tomohiko.ogawa/
\noteにて調査企画を公開中 高瀬川、伏見港、淀川航路と、京都周辺で使用された木造船を調査し、実際の造船に必要な図面を作成。「木の船の浮かぶころ、人々が見ていた京都の風景を思う」
note.com/ogawatomohiko/
▪️立誠高瀬舟(りっせいたかせぶね)
京都の水運を支えた川舟「高瀬舟」をもとにした、新設計の木の舟です。高瀬川の歴史的背景や文化観、先進性に配慮し、2022年に立誠高瀬川保勝会(会長 西川勲)が製作しました。船大工は小川智彦です。
高瀬川桜まつり2023が初お目見えとなり、その後も地域の活動や観光で活用されます。京都の水辺の風景の魅力発信に貢献することが期待されます。
会場 | 立誠自治会館大会議室 |
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日時 | 2023年4月2日(日) 15:30〜17:00 |
住所 | 京都市中京区備前島町310-2 |
交通 | 阪急京都線 京都河原町駅(木屋町北出入口)より徒歩3分 京阪本線 祇園四条駅(4番出口)より徒歩5分 |
料金 | 無料 |
お問合せ先 | 小川智彦 https://ogawa-tomohiko.com/contact.html |
ホームページ | |
補足情報 | ◎同時開催◎ トーク、舟あそびともに「高瀬川桜まつり2023」(主催=立誠高瀬川保勝会ほか)の一環として開催されます |
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2024.10.01 - 2024.12.01
2024.10.24 - 2025.01.31
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