伊藤若冲(1716~1800)は、ここ宝蔵寺から歩いて5分ほどの錦小路市場の青物問屋「枡屋」の長男として生まれました。 23歳で家業を受け継ぎますが、40歳で弟の宗巌(白歳)に家業を譲り、絵を描くことに専念します。
本展では、若冲40代の作である「竹に雄鶏図」、拓版の技法を用いた「髑髏図」をはじめ、弟子と思われる
北為明(ルビ:きたいめい)が描いた新発見の「大黒天図」や若冲派の作品を展示します。
【主な展示作品】
若冲作品 「竹に雄鶏図」「髑髏図」
白歳作品 「羅漢図」「南瓜雄鶏図」「牛頭天王図」