【本年は一般には非公開で祭典のみ執り行われます】
賀茂祭(葵祭り)の前儀として流鏑馬馬場において行われる流鏑馬。この下鴨神社の流鏑馬は公家装束(束帯)を着用して行われる、他では見ることのできないもの。
下鴨神社では、境内の糺の森から古墳時代の馬具が出土し、また『続日本紀』にも採り上げられており、古くから行われていたことがうかがえる。長らく中断していた時期もあるが、昭和48年より下鴨神社式年遷宮の記念行事として復活し、流鏑馬の保存を図るため「糺の森流鏑馬保存会」が結成され、葵祭の前儀、流鏑馬神事として毎年行われている。