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京野菜の賀茂なすをかたどったお守りで葵祭の牛車が描かれている。大きさは大小あり大きい方は12cmくらい小さい方は6cmくらいの土鈴。

下鴨神社は農耕の神様をお祀りしていることから、この地に縁の深い京野菜賀茂なすを象徴としてお守りにしたもの。土地が豊かになるということは食物が豊かに実り、人々に潤いがもたらされ、幸せになるということ。描かれた牛車は俗に御所車とよばれ、華やかな祭のみどころとなっている。

御進物としても活躍

葵祭の時期に人を訪れる予定の有る人は要チェック!特産品としても用いられた賀茂なすはお礼の品として古来より用いられた。これを今風に置き換えて親友やお世話になった人にプレゼントしよう。爽やかな青い鈴はきっとその人にも幸せを運んでくれるはず。

ちいさな台座にのった土鈴。お腹を守るようにかかるお札が安産のおまもりらしい印象。

昔から妊娠中にお手洗いをきれいにしているとよい子どもに恵まれるとされている。日常生活で必ず必要なお手洗い。神様のかわりであるこの鈴を置いて、いつもきれいにしていればきっとよい子どもに恵まれるはず。


ほかにもこんな御利益が

もともとお手洗いのお守りであるおとう鈴。おとうの名前は家の東側「御東」にお手洗いを造ると家が栄えるとされたことから。この鈴には病気や事故を防ぐ不浄を祓う効果もある。

 
■えんむすび守 ■えんむすび守(紅白 ■女人お守り

相生社で授けられる縁結びのおまもりで葵が描かれている。源氏物語の葵の上は恋愛に恵まれなかったものの、「ひいき目無しに御利益があると言っていただいていますよ」という神社の方おすみ付きのおまもり。

 

こちらは二つセットの縁結びおまもり。この日に出会った観光客の方も以前に息子さんに授かって良縁にめぐまれたとのこと。遠方からでもぜひ訪れてさずかろう。カップルは一つずつ持っていよう。

女性に降り掛かるあらゆる災いをとりはらってくれるお守り。ピンクの色調が女性らしいと人気。宮中におさめられたこともある由緒正しいおまもり。

 
■縁結びハート ■身代わり守り

■干支のお守り

ふたつの鈴に透明のハートは純粋な恋心の象徴。ふたつで一つのこのお守りを持てば、心身共にきれいな女性になれるかも。

ちいさなこけしのような人形に七つのひもがついたお守り。人形は身代わりとして災難から守ってくれる。7色のひもは七つの厄から身を守るという意味合いがある。 干支のお守りのなかでもめずらしい木製のもの。その年の干支のみ出しているということなので。出会えるチャンスは12年に一度、ということに。自分の干支の年に当たったらぜひ手に入れておこう。