グルメ・お土産

2023.02.15

お店で美味しくて、ちょっと珍しいものを探すのが大好きなイタクラです。

ただ、「重いから持って帰れないなぁ…」とあきらめることも。

 

配達してもらっておなじみさんになって、その後は電話1本で「いつものあれ!」と注文するか、そのお店のオンラインショップでポチっと注文!という流れが理想なんですよね・・・。

今回はまさにその理想が叶う、伏見・深草商店街の「津乃嘉商店」さんをご紹介します!

 

子育て世帯は“顔の見える”配達サービスをうまく活用したい!

こちらが「津乃嘉商店」さんです。場所は京阪「藤森」駅から、深草商店街に出て南に少し歩いた辺り。

子育て中は特に、重い調味料類なんか配達してもらえると助かりますよね。

しかもご近所の知ったお店だと安心。津乃嘉商店さんは長年地元に根差してお商売をされているので、地域との結びつきが深まるところもうれしいポイントです。

さらに、あのめちゃくちゃ美味しい深草の「福吉」の冷凍餃子が買えちゃう自販機もあります!

 

店内は明るくてオープンな雰囲気、清潔感があって入りやすいです。

 

店長の横山裕也さんにお話をお聞きしました。

お酒が大好きな私には気になるものがいっぱいですが、まずはママパパさんのために調味料から行ってみましょう!

 

塩と砂糖は「重い&切らしちゃうと致命的なもの代表」ですね。配達してもらえると地味にうれしい!

そして、向こう側にズラッと並ぶソースも気になる。あれはもしや。。。

 

そう、京都が誇る“地ソース”の「ツバメソース」です!

京都ではスーパーでも見かけますが、ここまで種類が揃っているのは珍しい。

ツバメソースと言えば有名な、めっちゃ辛いオリソース(左上の青いラベルです)もありますよ!タンクの底に溜まったソースを原料に加工しているから濃厚なんです。

子どもたちには甘めのお好みソースがおすすめ。カレーに入れるとコクのある甘口になりますよ。

 

これも京都が誇るまろやかなお酢、「千鳥酢」がありますね。

その他にも、長崎のチョーコーのお醤油などもありましたよ。私これ好きなんです。甘めで、お刺身にも合うし、焼いたお餅をにかけても美味しい♪

 

飲食店さんへの配達をされているので、容量の大きいものも多いですが、よく使うものは大き目を買うのがお得ですね。

 

こちらの「アップルヌーヴォー」は秋田のりんご「ふじ」を使った、完全無添加の100%ストレートジュースなのですが、店長の横山さんによると、毎年お中元・お歳暮に決まって注文されるお客様がおられるのだとか。

それを聞くと飲みたくなる~♪

 

こっちも気になりました!

「稲中焼きそば」は稲庭うどんを中華麺にアレンジした乾麺が入っていて、お鍋で麺→肉→野菜と順に茹でた後、お湯を切ってソースを絡めて作るんだそうです。

横山店長さんいわく、「試しに食べてみたら美味しくて!炒めずに茹でるだけの食感も新鮮、乾麺で日持ちもするので、仕入れてみようとなりました」とのこと。

 

こだわりの缶詰も買い置きしておくと、簡単にごちそう感が味わえますよね。日本酒や本格焼酎、ワインにも合いそう~(笑)

 

そして、忘れてはならない「福吉」の餃子。これはね、もうホントに美味しいです。

しかも自販機で通りすがりにパッと買えちゃうのが素晴らしい!ラーメンもありますよ。

実は津乃嘉商店の井上雅晶社長が「福吉」も経営されているんですよね。

子育てで大変なママパパの味方です。

>「福吉」のお店の記事はこちらから

 

京都酒林会では田植えや稲刈りの体験のイベントも開催!

日本酒それも地酒に関することで注目したいのが、京都酒林(さかばやし)会の活動です。

25年前、津乃嘉商店の井上社長が企画され、伏見の2軒の農家、伏見・城陽の2軒の酒蔵と京都市内の3軒の酒屋が参加し発足。

農家・酒屋(酒蔵・小売店)・飲み手が三方良しになることを目指し、地元の農家が育てた京都独自の酒米「祝」を使い、京都の酒蔵が醸す、正真正銘の「京の地酒」を送り出しておられます。

今年の銘柄は、「塩鯛」(増田徳兵衛商店)、「NANZAN」(城陽酒造)、「真向」(齊藤酒造)の3種。

好評かつ数量限定のため「塩鯛」以外は、現在品切れとなっていますが、また登場するようなのでチェックしたいですね。

こちらが「塩鯛」。フルーティですこーし甘口、飲みやすいお酒です。

 

さらに、京都酒林会では地元の米作り、酒造りに興味を持ってもらおうと、酒米「祝」の田植え・稲刈りイベントも開催されています!

場所は伏見区向島にある、山田ファーム、中嶋農園の田んぼ。

毎回好評でリピータの方も多く、子どもたちもたくさん参加されているそうですよ。

▼京都酒林会のホームページ

https://www.kyoto-sakabayashi.com/

 

丹後や綾部など京都北部の日本酒が充実!

今回は「子育て世帯にやさしい」のテーマなので、お酒は置いといて…と思ったのですが、やっぱりショーケースに並ぶ銘柄が気になります!

横山店長さんの、「京都の酒屋の中でも、京都北部のお酒がかなり充実している方だと思いますよ」との言葉通り、丹後や綾部などのお酒がズラリ。

「有名だから・人気だから」ではなく、実際に飲んで美味しいと思ったものを仕入れ、蔵元を訪ねて造り手の思いを聞き、お客様にも紹介しておられるのだとか。

 

例えばこちらは、自由な発想の新しい日本酒造りで注目されている、京丹後市弥栄町・竹野酒造の「弥栄鶴」「夏蔵舞」「亀の尾蔵舞」

 

イギリス人の杜氏さんが手がける、京丹後市久美浜町の木下酒造の「玉川」や、京都産の米にこだわる綾部市の若宮酒造の「穂乃花」、宮津市の丹後由良のハクレイ酒造「酒呑童子 ひょうたんからこま」、地元伏見の鶴正酒造の「鶴正宗」もありました!

 

銘柄名から気になったのがこちら!

その名の通り、ご飯になるお米だけで日本酒を造る唯一の酒蔵、京丹後市の白杉酒造の「銀シャリ」「金シャリ」

甘そうな気がしますが、程よくドライで旨みもしっかりあるのだとか。まさに食事に合いそうです。

 

本格焼酎も充実しています!

 

ワインは1000円台のものも多くあり、普段のプチ贅沢にちょうどいい感じの品揃え。

個人的に大好きな京都丹波ワインの「てぐみ」があり、気分が上がります♪

 

お酒って銘柄が無数にあるので、ネットで探すのは限界があるなと常々感じます。

こういうお店で実際にあれこれ見て、お店の方の説明も聞きながら“出会う”のが、お酒選びの醍醐味ですね。

 

現在3代目、深草愛の深~い酒屋さんです

津乃嘉商店さんは現在3代目。お客様の中には、代々こちらをご贔屓にされているという方もいらっしゃいます。

また、井上社長は、毎年5月に行われる藤森祭で有名な、藤森神社の深草郷神輿保存会代表も務めておられます。

実は深草郷の人力で担ぐ神輿(みこし)は、1963年以降人手不足のためにトラックによる巡幸になっていたところ、1997年に井上社長らの呼びかけで復活されたという経緯があります。

 

まさに、深い地域愛で人と人のつながりが広がる、コミュニティの拠点のようなお店。

子育て世帯には、心強い存在ですよね!

Information
店舗・施設名 津乃嘉商店
住所 京都市伏見区深草直違橋南1丁目487
電話番号 075-641-1339
営業時間 10:00~18:00
日曜定休
交通 京阪本線 藤森駅 徒歩6分
ホームページ http://www.tunoka.com/

Writerデジスタイル京都スタッフ

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Writerデジスタイル京都スタッフ

タカラサプライコミュニケーションズではたらく京都大好きメンバー。 定番から穴場まで、幅広いKYOTOの情報をお届けします!
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