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2021.03.20

伏見稲荷大社で有名な深草エリアの魅力を再発見する、子連れで楽しいルート案内。狐面の絵付け体験ができるあかね屋伏見稲荷 本店、2店舗目は宇治茶の美味しい飲み方を提案してくれる大谷茶園に続いて、今回が最後のスポットとなります。

 

ゲベッケンは1961年に創業。今は市内に4店舗展開する地元でも人気のパン屋さんです。

 

 

カフェスペースもある広い店内には、ハード系から総菜パン、菓子パン、サンドイッチなど、バラエティーに富んだパンが常時約70種ほど。おまけに毎月1〜2種の新作が登場するそうで、いつ行っても楽しみのあるお店となっています!

 

 

テーブルにはパンがどっさり並んでいますが、お昼をすぎると売り切れのパンも出てくるので、行くなら午前中もオススメ。

 

今回は何ともダンディーな2代目社長・小澤吉孝さんにお話を伺いました!

 

 

過去には卓球の選手として日本代表にもなったことがあるという小澤さん!現役を引退後は2店舗で修業。20年以上現場でパン作りに関わってきました。

 

ゲベッケンでは食パンを5種販売。この規模のパン屋さんで5種類もの食パンがあるのは珍しいと小澤社長は話します。「うちで作っている食パンには、カナダ最高品質の小麦『1CW』を100%使用しています。これは、お米で言うコシヒカリ級のとても上等な小麦粉。この小麦を100%使った食パンを販売しているのは、京都でもうちくらいかもしれません」

 

 

そんな話を伺っていると、おいしさを分かってほしい!と、すぐさま小澤社長がスタッフに食パンを注文。モーニングでも提供しているという焼き立てトーストを用意してくれました!

 

砂糖を含まないフランスパンに近い食パン「小麦の恵み・北フランス」や、生地のおいしさそのものが楽しめる「ダイアナソフトブレッド」など、食べ比べてみると同じ食パンながら、生地の旨みや食感にそれぞれしっかりとした特徴があります。

 

「食パンの種類を減らそうとも考えたのですが、それぞれにしっかりファンがついていて、どの種類もなくせないんです(笑)」と小澤社長。

 

 

「今は、甘く味のついた食パンや高級食パンが流行っているようですが、当店ではあえてそうした食パンは作っていません。どんな食材にも合わせやすいよう、飽きの来ない味で勝負しています。あとうちの食パンは耳がおいしいんですよ」

 

そう、軽くトーストした食パンの耳を食べてみると、サクサクと香ばしく、本当に耳までおいしい!

 

ゲベッケンの「京・だし巻き食堂」

 

また、総菜パンで気になったのが、「京・だし巻き食堂」(150円税別)というだし巻きを使ったパン。だし巻き&パンというと、分厚いだし巻きのサンドイッチを思い浮かべたのですが、見せてもらったら、全然イメージと違っていました!

 

切ってみると、だし巻きはこんな風に中に包まれていて、上には天かす、紅しょうがも入っています。

 

 

食べてみるとなんだか好み焼きの感覚!? 小さな頃に食べた駄菓子のような、ものすごく懐かしい味がしました。小・中学生の男子が好みそうな味です!

 

 

飲食スペースは店内の1階だけではなく2階にもあり、密にならないよう配慮しているとのこと。以前、こちらでランチのパスタ(税込980円)を食べたことがあるのですが、パスタに加えてパン3種盛り!お手頃価格なのに、しっかりした前菜もついてきて大満足したことを覚えています。

 

ツアーの締めくくりに、ゲベッケンでお腹を満たしたら完ぺき!

 

ぜひお子さんとのんびり深草を巡ってみてください!

 

デジスタイル京都スタッフによるゲベッケンさんインタビュー&工場見学動画もチェック!

 

 

Information
店舗・施設名 ゲベッケン 深草本店
住所 京都市伏見区深草西浦町6-71
電話番号 075-644-7782
営業時間 7:00〜18:00(モーニング7:00~10:00、ランチ11:00~14:00)
定休日:年末年始
交通 京阪「藤森駅」から徒歩8分
駐車場 あり
ホームページ https://www.gebacken.jp/
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