DIGISTYLE KYOTO

二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~

Translate this page :

一覧へ戻る >

第2回 〝穀雨(こくう)〟に「野蒜(ノビル)のおむすびと筍の紫蘇漬け」を

2020/04/19

 

京都御苑や鴨川のほど近く、西村めぐみさん、由香さん姉妹が営む京町家カフェ「まつは」。訪れる人がつい、「ただいまー」と言いたくなるようなこちらのお店の優しい雰囲気を伝えられたら、根っから食べることが大好きなめぐみさん・由香さんのセンスが光るお料理を家庭でも楽しんでもらえたら、とスタートした連載も無事に第2回を迎えることができました。

 

 

今回は、お二人の地元である長野の懐かしい思い出にもつながる食材、野蒜(ノビル)を使ったおむすびが登場。「私たちは〝ののびる〟と呼んでいて、子どものころから、春になると母と一緒に原っぱや土手へ採りに行きました」「小さな根っこの部分の皮をむくと白く輝いていて、可愛いくて」と、会話が弾みます。わぁー、幼い〝まつは姉妹〟がシャベル片手に競うように野原をかけまわる風景が目に浮かぶよう!

おむすびって、ただでさえハッピーになれるソウルフードだというのに、こんなお話しを聞いたらおいしさもひとしおでは。ぜひ試さねば。もし、ノビルが手に入りにくければ、ネギやエシャロットを使ってもいいかもしれません。

 

 

今年の〝穀雨〟は419

 

〝穀雨〟とは、穀物にとっての恵みの雨となる春雨が降るところから名付けられたもので、今年は4月19日です。

例年はお店の周辺も観光で賑わい、この時期は花街の踊りを見に行くこともあるというお二人。「今、人の世の中はたいへんだけど、それでも庭の葉っぱが空に向かって伸び、優しい雨を受けてすくすくと育っているのを見ると心が癒される」といいます。

 

この「野蒜のおむすびと筍の紫蘇漬け」のワンプレートは、田植えに行くとき、持参して食べたくなるような素朴なごはんのイメージ。

 

「寒い冬には、優しい味のスープや煮物がおいしいけれど、ほわんとした春霞の空気の中では、舌の先にピリッと刺激の感じられるものが欲しくなるな、と思って」(めぐみさん)。

 

独特な辛みのあるノビルは、すり鉢ですって、コクのある「野蒜みそ」に。おみそを乗っけたおむすびに添えるのは、ノビルと同様、春が旬のタケノコ。こちらも、塩気と酸味がギューッと効いた、食べると元気が出てくるような一品に仕上げてあります。

 

>さぁ、お待ちかね。レシピをどうぞ

 

スポット情報

店舗名 まつは
住所 京都市中京区二条通富小路東入ル晴明町671
電話番号 075-231-7712
営業時間 10:00~17:00(LOは16:30) ※17:00以降の利用については要相談。電話やメール(matuhairoiro@gmail.com)でお問い合わせください。
【日曜・月曜休。都合により臨時休業、長期休暇あり】
交通 地下鉄「京都市役所前」駅から徒歩約6分
ホームページ https://www.matsuha225.com/

地図

このページのURLをコピーする

@DigistyleKyotoをフォロー

ライター紹介

二条通「まつは」の二十四節季レシピ ~しみじみ美味しい季節の愉しみ~一覧

まつは西村めぐみ(姉)、西村由香(妹)

ライター:市野亜由美

京都のおいしいお店を訪ねるのが好きなライター。レシピ記事が得意。 今回は、自身のお気に入りのお店「まつは」の西村めぐみさん(写真向かって右側・姉)、西村由香さん(同左側・妹)の協力を得て、簡単に作れて、ワクワクするようなレシピを連載する夢が叶いました。 「お茶をするのも、お酒を飲むのも、ぼーっと過ごすのも好き」という西村姉妹が切り盛りする同店は、2020年2月で6周年。良い塩梅(あんばい)に、かしこまり過ぎず、丁寧につくられた食事やスイーツ、おつまみにファン多数。

▼最近書いた記事

京マガジンTOP ライター一覧

タグで探す京マガジン

世界遺産 下鴨神社の森を守る 糺の森財団
Digistyle kyoto magazine

デジスタイル京都

閉じる