こんにちは。もうすぐ7月、もう夏ですね。夏はお祭りや花火など、カップルで行きたい場所がたくさん。なにかと開放的になるこの季節のために、今回はちょっと珍しい、浮気封じのご利益がある神社をご紹介します。
櫟谷七野神社(いちいだにななのじんじゃ)は、知る人ぞ知る、復縁と浮気封じの神社。珍しい浮気封じのお札や、縁切りのお守りがあるんです。お参りする人の9割が女性。彼氏や夫の浮気などに悩む女性が全国から訪れるのです。ここの取材が決まったときに、編集部の男性陣がざわついたらしいのですが、みなさん何か身に覚えでもあるのでしょうか…?
櫟谷七野神社とは
櫟谷七野神社は、京都駅から市バスで30分ほどの「天神公園前」停留所から、徒歩約10分の住宅街の中にあります。
その歴史は長く、平安時代に文徳天皇の皇后様がご懐妊した際に安産を願って、奈良の三笠山から春日の神をお迎えし、祈願したことが始まりとされています。元々は安産の神社だったんですね。春日の神とは、春日大社の神様のこと。奈良の春日大社ともご縁が深い、由緒正しい神社なのです。
紫野斎院と七つの神
神社の場所は平安時代から鎌倉時代にかけて、賀茂社にお仕えした斎内親王の住居(斎院)があった場所で、境内にはそれを示す石碑があります。斎内親王とは葵祭のヒロイン斎王代のことで、代々未婚の皇女が務めていました。現代の葵祭では未婚の女性が斎王の代わりを務めることから、斎王の代わり「斎王代」と呼ばれているのです。