こんにちは〜！
9歳の小学生と４歳児を子育て中のライター江角です。
京都の街中に住んでいる友人が、子どもを連れてよく遊びに行くのが、「御所」。京都の人はみんな親しみを込めて「御所（ごしょ）」と呼んでいますが、実は「御所」と呼ばれる場所は、正式には「京都御苑」といいます。
では「御所」とはどこなのか？ というと、京都御苑の中にある宮内庁管轄の皇室関連施設のことを指します。というわけで、ちょっとややこしいけれど、今回は京都人の憩いの場、通称・御所、正式には「京都御苑」を紹介します！
京都御苑は東西約700m、南北約1,300mもの広大な敷地。
今一体自分はどこにいるのか？ 迷ったときは、いたるところにあるこんな看板を参考に散策してみてください。
そして、看板を見ると分かるのですが、京都御苑の中には天皇のお住まいだった「京都御所」をはじめ、歴史的遺構が散りばめられるように点在しています（ちなみに、葵祭や時代祭のどちらも京都御苑がスタート地点となっていることでも有名）。
また、苑内は基本、車が入ってくることはないので、小さな子どもが思いっきり駆け回ることも可能。歴史的名所が点在しているのみならず、そうした子どもと一緒に過ごしやすい環境という点が、京都御苑の何よりも魅力的なところ。
ではまず、御苑に行ったら立ち寄りたい歴史的スポットの紹介から！
京都御苑内で楽しめる歴史的スポット！
こちらは、幕末に「禁門の変」で激戦地となった「蛤御門」。梁には弾傷らしき跡が残っているそうなので、近づいて見ると、その跡が見つかるかもしれません。
画像提供:環境省京都御苑管理事務所
こちらは、五摂家のひとつであった九條家の現存する唯一の建物「拾翠亭」。およそ200年前の江戸時代後期に建てられたものと伝えられています。ここでは街中とは思えない、ゆったりとした雰囲気の中、美しい庭園と建物を眺めることができます。
参観日が設けられているので、出かける前に（一財）国民公園協会ＨＰでチェックを！
そしてこちらは京都御苑の真ん中あたり、東の方角を見ると、遠くに大文字山の「大」の字も見えますよ〜！
