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京都 路地小路(きょうと ろーじこーじ)

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梵(ぼん)

路地小路レポート

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アンティークのきものに帯、手作りのオリジナル小物がぎっしり。

店内には色とりどりのきものが並び、古布を使った小物がスペースを埋めています。昭和59年創業の時代裂屋 梵(じだいぎれや・ぼん)では、主に昭和初期くらいまでの質のよいアンティークのきものや帯、オリジナルに手作りした小物を取り揃えています。
梵のアンティークきものや帯は、一点一点がはっとするほど色鮮やかで、柄もモダン。きもののことをよく知らなくても、その色柄の斬新で豊かな発想には驚かされるはずです。梵を訪れる人の中には、ご近所の京都造形芸術大学で染織を学ぶ学生さんも多いそうです。

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心のあたたかさ、豊かさを伝えてくれる「時代裂(じだいぎれ)」。

梵の小物はここで「時代裂」と呼んでいるアンティークの布で作られます。小物にはポーチや携帯ストラップといった実用的なもののほか、ユーモラスな表情の動物や、可憐な花のかたちをした飾り物などがあります。
これらは梵のオリジナルデザイン。そして中にはお細工物と呼ばれ、古くより母から娘へと伝承されてきた作りの物もあります。一つ一つ手仕事で仕上げられる小物たちは、表情も豊か。とくに動物の意匠をしたものは愛嬌たっぷりで、目が合うと思わず連れて(買って)帰りたくなってしまいます。

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「京都に来た」という気持ちにさせてくれる店。

梵では虫食いや擦り切れて本当に使えない部分以外、どんな小さな素材でも決して捨てません。小さめのきものは布を足せば帯に仕立てられますし、はぎれも小物の材料としては十分なのです。
アンティークのきものや帯を次の世代に伝え、貴重な素材を余すことなく使う梵のコンセプトは、まさにエコの最先端。商品を手にとると、するりと馴染む絹の感触と、品のよい光沢にしばし時間を忘れてしまいそう。梵を訪れると、これまで京都で受け継がれてきた大切なことを、きものや小物を通じて教えられます。
「京都にきたら必ず梵に寄る」と言う方が多いそうです。その方たちは、白川通の個性や店の雰囲気だけに惹かれているのではなさそうです。梵のアンティークに触れ、小物を手にすることが、「ほんとうに京都に来た」という気持ちにさせてくれることを知っているからかもしれません。

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オススメの一品

動物メガネケース(うさぎ) 4305円(税込)
時代裂屋 梵のオリジナル小物は人気ですが、メガネケースやポーチなど日常的に使用するものはどれも好評です。
なかでも動物のモチーフは持つ人の個性をアピールできるアイテム。
店内にあるさまざまなモチーフの小物の中から自分らしいキャラクターを探すのも、梵を訪れる楽しみです。

写真:動物メガネケース(うさぎ)
時代裂屋 梵(じだいぎれや・ぼん)

大変申し訳ございませんが、只今移転準備のため休業しております。
9/28(月)より、以下の場所にて装いを新たにしたショップをオープンさせて頂きます。
京都市左京区北白川上別当町21-5
(旧店舗より東へ徒歩2分)
TEL 075-711-7095
http://www.bon-kyoto.co.jp/
営業時間(9/28以降):10:00~18:00 日曜定休

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写真:時代裂屋 梵