TOP  > 京都の観光情報  > 京の四季の花 12月  > 今月の花:山茶花・石蕗・南天・千両

 
 

■山茶花
ツバキ科の山茶花は、知識がないと本当に椿と見間違えてしまいます。日本原産なので学名も「サザンカ」だそうです。馴染み深い小学唱歌の曲名は「たきび」の一節に歌われるほど、なにげない冬の情景に似合う花です。しかし、そのなにげない日本の情景が、多く失われてしまったのは残念なことです。

 
◆山茶花
大徳寺は広い敷地の中に多くの塔頭があるが、拝観出来るものは限られている。

◆千両
南天と並び冬の風物として親しまれている赤い実を付けた瑞峯院の千両を撮影した。
 
 
◆山茶花
石庭で有名な龍安寺の山茶花は、方丈の北東側の庭に少し咲いている。


◆山茶花(雪景)
大原・三千院の山茶花を撮るために訪れたが、今年初めての積雪に出会い、冬の大原らしい雰囲気の中での山茶花の写真となった。

◆千両
雪の大原撮影中に見つけた黄色の実を付けた千両を撮る。


◆山茶花(雪景)
三千院の撮影を終え、少し戻ってゆくと大原念仏寺があり、ここの山門入り口にも一本だが山茶花が咲いていた。


◆石蕗(つわぶき)
数少ない12月の花を求めて、城南宮の石蕗(つわぶき)を撮影した。


◆南天
冬の風物として親しまれている南天を、天竜寺の中の弘源寺の庭で撮影した。


◆南天
天竜寺の夢窓国師が創建した等持院の庭園に、赤い実を付けた南天を手前に、奥の茶室を少し入れて纏めた。


◆千両
左京区一乗門口町の詩仙堂(丈山寺)の千両も、この時期赤い実をつけて訪れる人の目を楽しませてくれる。


◆千両
雪の大原撮影中に見つけた黄色の実を付けた千両を撮る。
 
  '35年生まれ。'58年、関西大学商学部卒業後日本ハム株式会社入社。'00年、日本ハム株式会社常務取締役退任後、株式会社エヌ・エス・イー代表取締役社長に就任。'03年、株式会社エヌ・エス・イー代表取締役社長退任。勤務中は社団法人日本経営協会評議員、社団法人日本情報システムユーザー協会常任理事、IBMユーザー研究会関西代表幹事、IBMユーザー研究会論文審査委員長を務める。現在、日本アイ・ビー・エム株式会社発行の月間誌「IBMUSERS」の表・裏表紙に写真を掲載中。日本風景写真協会大阪第一支部長。