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丸々とした愛らしい素焼きの鳩のみくじ。鳩が止まり木のようにつかんでいるのがおみくじだ。赤い目と黄色のくちばし、ブルーと金を散らした羽根も可愛らしい。昨年頃からその人気に火がつき、最近では様々な雑誌に載ほどに。女性の圧倒的な支持を得ているおみくじだ。

境内に多くの鳩が群れ遊ぶ六角堂。この鳩たちを大切にしてきた六角堂ならではのおみくじがこの幸福みくじだ。ところで、お茶所のウィンドーに飾られた幸福みくじにご注目。止まり木に止まる鳩(みくじ)のディスプレーは何と池坊の家元の粋な遊び心から生まれたとか。とってもお洒落な雰囲気で、もちろんこんなにステキにはできないけれど、家でも真似したくなりそう。


おみくじは境内の柳に結んで、可愛い鳩は机や棚などに飾れば、幸運を運んできてくれそうだ。
清め紙(あぶらとり紙)と願意書が付いた一石三鳥のおみくじ。願意書に願いと氏名・年齢を書き入れて身体をなで、紙に息を吹きかけてから川などに流すと、災厄から守ってくれる。次に清め紙でお肌の穢れを清め、清浄な心で日々を過ごせば、きっと幸せがやってくるとのこと。最後のページには“ミニミニことわざ”もついていて便利。これも合わせて一石四鳥かも……。
こんなに活用的なおみくじなのに、「奥にしまい忘れていました」と宮司さん。年に一回、節分の際に出しておられるだけとか。そんなのあまりにもったいない! 絶対女性に人気が出ること間違いなしなのに。ということで、これからはずっと販売することに。普段はしまっているので、須賀神社に参拝の折は神社の方に「おみくじを」と声をかけてね。
活用できるおみくじベスト3に入りそうなほど便利で、化粧ポーチに入れて持ち歩いてもOK。お友達へのお土産にしても喜ばれそう。