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口を開いた虎と口を閉じた「あ・うん」の二匹がくっついた土鈴。虎の表情がとってもかわいらしく、振るとコロコロと優しい音がする。鈴を鳴らして、福をしっかり呼び込もう。


鞍馬寺のお守りには虎をかたどったものがいっぱい。これは開祖・鑑禎上人が、寅の月・寅の日・寅の刻に鞍馬の地を夢で教えられ、この地に本尊・毘沙門天を祀ったことに由来するそう。虎は毘沙門天のお使いなのだ。「あうん」は阿吽で、物事には最初と最後の締めくくりが大切という意味。寺社仏閣の狛犬は阿吽の口をしているのが一般的。鞍馬寺の狛犬はもちろん“狛虎”なのだ。


身につけるにはちょっと大きすぎるので、机の上などに飾っておこう。疲れたときに見ると、その愛らしい表情で元気をわけてくれそう。
錦織の柔らかな素材でできた可愛いいお守り。ピンクと水色のリボンがとってもキュートで、何だか蝶々が飛んでいるみたい。チリチリと鳴る鈴が幸運を運んでくれそうだ。こんなお守り、彼からプレゼントされたらうれしいよね。それとなくねだってみるのもいいかも。
恋愛に限らず、両親や兄弟、友人など身近な人たちとの関係をより好いものにしたいときに身につけているといい。
本当はとっても好きな人なのにケンカしてしまった。そんな時に、仲直りのしるしに笑顔で手渡しては。きっと相手もわかってくれるはず。これで、以前よりずっと親しくなれたらいいね。
 
■大賀の虎 ■神名帳のお守り

■降魔扇

鞍馬寺のご本尊のお使い。「阿吽(あうん)の虎」をかたどったもの。本来、阿吽の虎には魔除けの意味があるが、鞍馬寺のお守りはどれも“特別なご利益"というより、持っている人を守護してくれるとのこと。身につけていれば、いつも心強い味方になってくれそう。
内符に八百万(やおよろず)の神様の名前が記されたお守りで、あらゆる神様のご加護が得られ、心強い味方になってくれそう。融通念仏の開祖・良忍上人(りょうにんしょうにん)が鞍馬山に参籠した際のこと、毘沙門天が出現し、天界の神々に布教することを約束して神名帳を授けたという故事にちなむお守り。八百万の神様に護られていると思えば、勇気百倍だ。
別名「きよめうちわ」。読んで字のごとく降り注ぐ悪運から清めてくれる。サイズも一般のうちわに比べて小ぶりなので持ちやすい。暑さもふきとんで一石二鳥のうちわなのだ。
 
■いのり ■指念珠

■おまもり(錦織おまもり)

いのちの像”がつくられた際の破片でできているお守り。キーホルダータイプ、ブレスレットタイプあり。「みんなに光があたりますように」との願いが込められている。いつもしっかり身につけていれば、ご加護がありそう。
指念珠は文字どおり指輪サイズの小さな数珠。お参りしたときの気持ちを忘れないよういつも身に付けておけば、良縁がくるかも。

錦織の手作りの人形に5色で編まれたヒモがついた可愛いいお守りで、幸運をゲットしよう。お守りの力を借りてがんばれば、願い事はきっと叶うはず。

 
■学業・合格祈願 ■安産お守り  
 
天神様らしく、もちろん学業祈願・合格祈願もある。合格祈願と学業祈願の違いはグローバルなお願い事と目の前の目的達成のためのお願いの違い。学業祈願には“人が生きていく上での勉強”がうまくいくように、との意味がある。
由岐神社には、国の重要文化財指定の狛犬が鎮座している。これは中国から献上され、御所の天皇守護神としてお祀りされたもの。右側の狛犬が子供を抱いているところから、安産・子孫繁栄の神様として信仰を集めている。このお守りはまもなくお母さんになる人にプレゼントするといい。