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2023.10.26

日本の伝統工芸を活かした、個性豊かな和小物を幅広く取り扱う『さんび堂』。

難を転じる「南天柄」、不老長寿の象徴「菊柄」、縁が永遠に続く「変わり七宝柄」が、ふっくらとした「ふくれ織り」のポーチに織り出されています。

 

さんび堂について

1886年創業の半衿専門店『荒川益次郎商店』(1944年に『荒川株式会社』に商号変更)のブランドです。名前は「絞りの美」、「染めの美」、「縫いの美」の「三つの美」を意味します。

 

お店は阪急京都線「烏丸駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」より徒歩3分。室町通と綾小路通の角にあります。

2010年、現在の場所に『荒川益次郎商店』がオープンしました。

多彩な半衿が、北山杉の丸太に展示されていました。1,000点もの半衿が常備されているそう。

その後、増設。『さんび堂』が併設されました。

犬矢来(いぬやらい)、格子、土壁、手すき和紙の照明に風情を感じます。旅行者はもちろん、地元の方もしつらえを楽しめるお店です。

広々とした店内には、がま口、手ぬぐい、風呂敷など豊富な和小物が並んでいました。

 

ふくれ織りのがま口ポーチ

ふっくらとして、立体感がある「ふくれ織り」。凹凸によって紋様が浮かび上がります。ずっと撫でていたいほど、肌触りが良いです。

ポーチには、様々な吉祥紋様が織り出されていました。その中から、特に気になった3種類をご紹介します。

 

南天柄

「ナンテン」と読む植物の南天。「ナンテン=難転」に通じると言われ、江戸時代には防火や厄除けとして植えられていました。様々な災いから難を逃れることができると言われています。

実は「南天柄」に一目ぼれして、取材を申し込みました。こんなにかわいくて、さらに難を転じてくれるなんて。バッグの中の必需品にしたい。

 

菊柄

皇室の紋章としても使われている格調高い文様です。また、不老長寿の象徴とされています。

 

落ち着いたデザインで、シックな装いに合いそう。

 

変わり七宝柄

七宝とは、金、銀、瑠璃(るり「宝石」)、玻璃(はり「水晶」)、しゃこ貝、珊瑚、瑪瑙(めのう「縞状の鉱物」)で仏教の教典に出てくる七種の宝のことです。

 

七宝柄は円が連鎖する様子から、永遠、円満、調和、ご縁などの願いが込められています。

 

お花柄のようにも、手裏剣のようにも見えました。

 

お揃いのリバーシブル風呂敷もあるので、セットで持つのもおすすめ。

 

カラーバリエーション

色は8種類。

・黒

・赤

・紫

・緑

・白地×黒

・白地×赤

・白地×紫

・白地×緑

 

特に人気の色は黒、白地×黒、紫、白地×紫だそうです。

取材の対応をしてくれた田之下さん

 

ポーチの種類

ポーチは「化粧ポーチ・4.5寸」(2,750円)、「リング付ポーチ・5.5寸」(2,640円)、「チョークポーチ」(3,300円)の3種類あります。

 

化粧ポーチ4.5寸

口がこんなに大きく開くので、中身が取り出しやすかったです。中に何が入っているか、一目でわかるのが嬉しい。

ポーチの裏地に使われているグレー色のポリエステルジャガード素材には、会社のロゴが。

 

リング付ポーチ5.5寸

ポーチとしてもミニバッグとしても使える2wayポーチ。リング部分は折りたたむことができ、バッグの中ですんなり収まります。

 

チョークポーチ

裏側にベルト通しが付いていて、装着可能。別売りの紐を付ければ、肩にかけることができます。

名前の由来は、クライミングやボルダリングで使用するチョーク(滑り止めようの白い粉)を入れるためのバッグからきているそう。

 

リバティ柄も大人気!

 

「ふくれ織り」はポーチだけでなく、小銭入れやペンケース、財布などもあります。その上、柄や色のバリエーションも豊富で、ひとつを選ぶことは相当に難しい和装小物店です。

 

※全て税込み価格

Information
店舗・施設名 さんび堂 烏丸本店
住所 京都市下京区室町通綾小路下ル白楽天町504
電話番号 075-341-2121
営業時間 10:00~18:00
定休日:年末年始
交通 阪急京都線「烏丸駅」、地下鉄烏丸線「四条駅」より徒歩3分
ホームページ https://arakawa.jp/

Writer小澤まみ

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Writer小澤まみ

読み手よし、書き手よし、世間よしの「三方よし」のライターになりたいと日々精進中。文房具、コーヒー、お花、神社、サッカー好きの1児の母。 書いて縁を結ぶ「京都書縁」で、日々ブログを書いています。
WEB:https://kyotoshoen.com/

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