- 2023/12/02NEW
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こんにちは、マツモトです。
三条通にある京都文化博物館で2月16日より始まりました「木梨憲武展 Timing -瞬間の光り-」のプレス公開にお邪魔してきました。
今日は木梨憲武さんこと、ノリさんのカコミ取材もあるとのことで、ちょっと楽しみ。
どんなコメントが飛び出すのか、いまからワクワクです。
ノリさんこと木梨憲武さんは、ご存じ「とんねるず」としてご活躍ですが、一方でアーテイスト、画家としても活動しています。
芸能人で絵を描く人って結構いますね。
嵐の大野智さんも絵を描くし、ジュディ・オングさんは木版画家でも有名です。片岡鶴太郎さんや工藤静香さんなど、テレビを持っていないわたしでも、結構名前を挙げられます。
ノリさんがアーティストということは知っていましたが、実は作品はことはありません。なので今日は敢えて前知識を入れず、まったく「ゼロ」の気持ちでお邪魔いたしました~。
■展示会場はかなりゆったり。これなら「ディスタンス」もばっちり保てますね。
ノリさんはこんな絵を描くんですね。
小さな絵を重ねて重ねて大きな作品に。タッチは全然違いますが、手法としては草間彌生さんの感じが頭に浮かびます。
こちらは「Reach Out」というタイトルの作品。同じタイトルで何度も違う作品を作っています。
描いた時間も気分もまったく違うんだろうけれど、同じタイトルをつけるというのは、どこか人生のテーマ、みたいな気持ちもあるんでしょうか。
■“reach out”は日本語に訳すなら「手を伸ばす」ほどの意味。木梨さんの場合、作品によって手の伸ばし方はさまざま。その手で救ったり、伸ばしたあともっと近づいたり。
この展覧会、細かいところにいろいろ面白さが隠れているので、一人でも楽しめると思うし、誰かと来れば面白さを少しずつ分け合う楽しさもあると思います。
お子さんがいる方に見ていただきたいのがこちら!
中でもお子さんがいる方に、お子さんと一緒に楽しんでいただきたいのがこちら!
世に出回っているいろいろな商品のパッケージをチョキチョキ切って、怪獣や宇宙人みたいなかたちにしちゃったもの。
一つとして同じかたちがないんです。
怪獣や戦隊ものが大好きな大人は多いですが、ノリさんもそんな一人なのかも。もしかしてノリさんには世界がこういう風に見えている? と思うと、笑えます。
■ちゃんと何の商品かがわかる、ギリギリのところを切り取っているのがすごいのだ。会場にはまだまだいっぱいいます!
今回の展覧会で、わたしがいいなと思ったのはドローイング。
え? つまんない? でも素敵だったんですもん。
穏やかで、ゆったりしてて、やっぱり家に飾るならこのあたりの1枚がいいなあと思うのです。
■旅先でも絵を描くことを楽しんでいるのかなあ。外国の絵がとても雰囲気があって、ずっと見ていたくなるのです。
そしてノリさんのカコミ取材ですが。。。
どうやら騎手の武豊さん(注;京都在中)と親しいようで、「京都でのPRは武豊さんが~!」としきりに仰っていました。
■サービス精神旺盛。ゴキゲンな雰囲気でインタビューに答えてくれた木梨さん。
ノリさんは展覧会の中で、
いいタイミングで、ことが起こると
表現したくなる!
だから絵を描いて表現する事は
とても自然な作業です。
かたちになっていく時間は
とても幸せです。
と語っています。
芸能界の仕事とは全く違う“アーティストの筋肉”を使って表現することが、ノリさんにとってはリラックスできることなんだろうと思います。
それが、絵だけではなく造形や映像にまで展開しています。
■でもあちこちに芸人魂も感じます~。
芸能人のノリさんと、リラックスして自由に羽ばたくアーティストとしての木梨憲武を行き来する感じを、この展覧会でも楽しめる気がします。
展覧会を出てからのお楽しみ、ミユュージアムショップも充実してますよー!
■写真に納まりきっていませんが、この左手にもショップは広がっています。
京都文化博物館では、入館時に消毒や発熱チェックもしてくれるので、安心して展覧会を楽しむことができます。