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京都ご利益めぐり~最高の「縁起もの」を求めて

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ご利益その11 すべての災難を除ける【身代わり守り】と、ご神木で縁結び(元祇園 梛神社:なぎじんじゃ)

2020/12/28

 

神職が手作りする「えんむすび御守」

 

向かって左から、梛神社、隼神社が鎮座向かって左から、梛神社、隼神社が鎮座

 

梛神社は厄除けだけではなく、縁結びの神様としても有名です。境内には、主祭神の素盞嗚尊(すさのおのみこと)をまつる梛神社と、武甕槌神(たけみかづちのかみ)をまつる、厄除け・勝運の隼神社が鎮座。

 

素盞嗚尊は、京都では厄除けの神として有名ですが、出雲のヤマタノオロチ伝説では、櫛名田比売(くしなだひめ)を助けて結婚したことから、縁結びの神様としても信仰を集めています。

 

ご神木の梛の木ご神木の梛の木

 

さらに、ご神木の梛(なぎ)の木は、縁結びの木とも呼ばれる縁起の良い木。

 

葉脈が縦に走り、引っ張っても切れにくいことから、男女の良縁だけでなく、親子、夫婦、仕事の縁など、すべての運が開けると言われているのです。

 

「えんむすび御守」初穂料 800円「えんむすび御守」初穂料 800円

 

その梛の木の葉を入れて、作られているのが「えんむすび御守」神職が作る貴重なお守りで、手作りのため、数に限りがあります。

 

お守りは、金運、仕事や人の縁、良縁の3種類があり、金運には稲荷社の梛の葉が、仕事や人の縁には、ご神木の梛の葉が納められています。

 

良縁の「えんむすび御守」良縁の「えんむすび御守」

 

さらに、縁結びのお守りには、境内にある雄と雌の梛の葉入り。梛には雄と雌の木があり、雄花の花粉が風に運ばれ、雌花に出会って受粉し、実を結ぶのです。

 

良縁を運んでくれそうなエピソードですね。

 

 

願いが実る「願いの実」

「願いの実」初穂料 800円「願いの実」初穂料 800円

 

境内には、丸い形の変わった絵馬も。おみくじ付きの絵馬「願いの実」は、中の紙に願いを書き、栓をして奉納するスタイル。

 

願い事が人に見られることがなくて安心と、ひそかに人気なのだとか。

 

梛の実をかたどったという丸い形には、「願いが実りますように」という気持ちが込められています。

 

吊り下げ用のひもが付いています吊り下げ用のひもが付いています

 

「願いの実」は、拝殿に奉納するほか、そのまま持ち帰って、お守りの代わりに身につけてもOKなのだそう。1年間身につけた後に奉納すれば、願いが実るように、祈りを込めてお焚きあげしてもらえます。

 

厄除けと良縁の梛神社で、厄を落として、新たな良縁を授かりましょう。

 

 

 

スポット情報

店舗・施設名 元祇園梛神社
住所 京都市中京区壬生梛ノ宮町18-2
電話番号 075-841-4069
営業時間 9:00~17:00
交通 阪急電車「大宮」駅から徒歩5分、市バス26・28番「壬生寺道」下車すぐ
駐車場 なし

地図

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ライター紹介

京都ご利益めぐり~最高の「縁起もの」を求めて一覧

ライター:二木繁美

学生&独身時代を京都で過ごしたイラスト&ライター。 イラストレーターとして活動しつつ、おでかけ記事を中心に執筆。好きなものはパンダと新幹線。一眼レフで写真も撮ります。

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