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2018.01.30

こんにちは!

2児を子育て中のライター江角です!

そろそろ1月も終わり。2月に入ると節分ですね。

 

恵方巻きを食べたり、豆まきをしたり…皆さまは、どんな過ごし方をされるのでしょうか?

 

我が家では毎年、吉田神社の節分祭に足を運んでいます。松尾大社や壬生寺など、京都の節分祭はいたるところで行われていますか、その中でも一番盛大なのが「吉田神社」の節分祭なのです。

吉田神社は859年に平安京の守護神として創建された神社で、厄除け開運の神様として知られています。神社があるのは、左京区の京都大学の南側。

 

吉田山の西側山麓から中腹にかけて、本社や全国の神々を祀る大元宮(重要文化財)、料理やお菓子の神様を祀ってある社など、さまざまな信仰のお社が点在しています。

 

節分祭は節分の前後3日間にとりおこなわれ、毎年約50万人の参拝者が訪れるとのこと。ホントいつ行っても大勢の人でにぎわっています!

2日と3日には、境内や表参道にたくさんの屋台が並び、その数なんと約800店!

時間は朝10時から夜9時くらいまで。最終日の2月4日は屋台が出ないので注意してくださいね。

 

タコ焼きやから揚げ、カステラなどなど、おいしそ〜な匂いに思わず足が向いてしまいそうになりますが、まずは本宮にお参りから。

参道の階段を登って行くと、本宮へ行く途中に、大型液晶テレビや10万円分の旅行券、車にペアお食事券、高級羽毛布団など、何とも魅力的な商品がたくさん並んでいるコーナーがあります。

 

実はこれ、福豆を購入するとついてくる抽選券の景品なのです。

厄除けの福豆は1袋200円

抽選発表は2月5日。気になる当選番号は、吉田神社のホームページや境内掲示板などで確認できます。10年以上通っていますが、一度だけ、夫が清酒を当てました〜!(笑)

さらに吉田神社では、節分のときにしか販売されない貴重な神符(お守り)があります。

それが、みかんのような色をした「くちなし色の神符」。この色には古くより魔除けの力があるといわれていたそうです。

 

これは厄除けのご利益を得られるお札として、節分期間中のみ授与される貴重なもの。福豆とともにぜひともこちらも入手しておきたいですね!

さて、お参りを終えると、子どもたちのお楽しみ、屋台へ直行! 飲食系の屋台の中には、子ども向けの当てものが楽しめる屋台も出ています。

 

夜になると、本当に大勢の人が詰めかけて、まるで押しくらまんじゅうのように参道を歩ことになるかと思いますが、この非日常な熱気が何ともいえず楽しい!

 

昼間の方がまだ人が少なくて歩きやすいので、小さなお子さんがいる場合は、昼間の方がいいかもしれません。

節分の前日午後6時からは本宮にて追儺式(鬼やらい神事)が行われます。

赤や青、黄色の鬼が境内や参道にも登場するのですが、当時まだ小さかった息子は、この鬼に出くわすのが嫌だぁ〜! と泣いて行くのを嫌がるほどでした(笑)

3日午後11時からは「火炉祭」が行われます。これは参拝者が持参した古い神札をうず高く積み上げて、お札に宿る神霊が元の御座にかえられるよう、浄火を点じ焼き納めるという儀式。

 

一時は焼却灰処理などの問題で、古札に点火しない方法で行われていたのですが、昨年3年ぶりに復活! 室町時代から続くという伝統行事、一度は見ておきたいですよね。

ちなみに吉田神社末社に、全国の神々がお祀りしてあるという、とっても珍しい大元宮というお社があります。通常は公開されていないのですが、毎月1日とお正月、節分の3日間のみ境内が公開となります。重要文化財にも指定されており、社殿は八角形とその構造もまた珍しい!

 

普段は門の外からのお参りとなるので、節分に行かれたら、ぜひこちらにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

<イベント詳細>吉田神社の節分祭

Information
店舗・施設名 吉田神社
住所 京都市左京区吉田神楽岡町30 
電話番号 075-771-3788
ホームページ http://www.yoshidajinja.com/
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