Le Versailles d’agnès b. ーアニエスのヴェルサイユ【アニエスベー祇園店】

「私はヴェルサイユで生まれ育ちました。宮殿とのその庭園のすぐそば、アルム広場沿いに住んでいて、そこを毎日横切って学校に通ったものです」
ーヴェルサイユについて、アニエスベー

アニエスベー祇園店では、デザイナーのアニエス・トゥルブレがヴェルサイユ宮殿を撮影した写真展『Le Versailles d’agnès b. ーアニエスのヴェルサイユ』を開催します。この特別な展覧会は2025年2月22日から5月18日まで、フランス・マルセイユのアニエスベーのブティックで開催されました。宮殿とその庭園が誇る時代を超えた威厳を、アニエスならではの視点で捉えた、日本初公開の写真シリーズをご覧いただけます。

長年にわたり、また四季折々に、アニエスは深く愛してやまないヴェルサイユ庭園に足を運び、幼少期の記憶をたどり続けています。ネプチューンの泉(Bassin de Neptune)から、『マルムゼたち』と呼ばれる小像が並ぶ水の小径(Allée d’Eau)まで。アニエスのレンズが捉えるのは、ヴェルサイユの歴史的な威厳への賛美ではなく、そこに秘められた詩的な美しさです。その写真には、お決まりなイメージとはかけ離れた親密な視点があり、訪れる人々の目には見過ごされがちな細部の繊細な美しさや、光の変化、そしてその場の空気感が表現されています。

この展覧会では、古典と現代が交錯するヴェルサイユ宮殿を撮影した写真シリーズを展示します。これらの写真は、歴史的な壮麗さへの敬意とアニエスの個人的なまなざしとの間を行き来しながら、この文化遺産を再発見する新たな視点を提供します。展示写真は受注販売を行い、売上の一部を一般社団法人タラ オセアン ジャパンへ寄付いたします。