福間洸太朗 ピアノ･リサイタル ～ショパン vs ラフマニノフ～【京都コンサートホール】

〈第28回 京都の秋 音楽祭〉 日本デビュー20周年記念

ショパン vs ラフマニノフ
ピアノ音楽史で欠かせない存在であるショパンとラフマニノフ、彼らのソナタ 第2番が同じ変ロ短調という調性で、作品番号が近いことは偶然なのでしょうか？
ラフマニノフの数少ない録音の中に、ショパンのソナタ 第2番があり、歴史的な名演と呼ばれているほか、ラフマニノフは同曲をモスクワ音楽院の卒業試験、1930年カーネギーホールでのリサイタル、そして1943年ノックスヴィルでの生涯最後のリサイタルでも演奏しました。
彼らの｢ソナタ 第2番｣、そしてこれもまた同じ調性で書かれた｢前奏曲｣、ピアニストとして大変な超絶技巧と歌心に満ちた｢練習曲｣を対峙させ、二人の天才ピアニスト兼作曲家の世界をご堪能ください。

[出演]
福間洸太朗（Pf）

[PROGRAM]
ショパン：
前奏曲 嬰ハ短調 op.45
練習曲op.10より 第3番 ホ長調 ｢別れの曲｣、第12番 ハ短調 ｢革命｣
ポロネーズ 第6番 変イ長調 ｢英雄｣ op.53
ピアノ･ソナタ 第2番 変ロ短調 ｢葬送｣ op.35

ラフマニノフ:
前奏曲 ｢鐘｣ 嬰ハ短調 op.3-2
楽興の時 op.16より 第3番 ロ短調、第4番 ホ短調
ピアノ･ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36 （1931年版）